『スター・ウォーズ』デイヴ・フィローニ、ルーカスフィルム最高クリエイティブ責任者に就任
アニメ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」の総監督などで知られるデイヴ・フィローニが、ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(CCO)に就任したことが明らかになった。フィローニ自ら Vanity Fair に明かした。
【画像】フィローニ&ルーカスが生み出したキャラクター・アソーカ
フィローニは「クローン・ウォーズ」をはじめ、アニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」の製作総指揮を担当。近年は実写ドラマシリーズの開発にも関わり、「マンダロリアン」「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」「アソーカ」ではエピソード監督を務めるなど、今後の『スター・ウォーズ』シリーズを引っ張る中心人物として、ルーカスフィルムから絶大な信頼を得ている。
CCOとしての役割について、「今私たちが企画している今後のプロジェクトに関して、初期段階から関わっています」と説明したフィローニ。クリエイターに直接的に何かを言うのではなく、「彼らが語りたいベストな物語を支える役割」を担うという。今後は、ルーカスフィルムを統括するキャスリーン・ケネディ社長の下、ストーリー面を管理することになる。
フィローニ自身も、『スター・ウォーズ』新作映画の監督に就任しており、「マンダロリアン」をはじめとするディズニープラス作品で展開してきた物語のフィナーレを描く。フィローニは「クリエイターを支援するためには、自分自身がそれを経験する必要がある」と監督を務める理由を明かしており、「そうすれば、『ジェダイはこう、シスはこう……』と外野から言うだけでなく、より力になれると思っています」と語っている。(編集部・倉本拓弥)