亀梨和也、長い芸能生活ゆえの「良くない癖」明かす
KAT-TUNの亀梨和也が2日、丸の内ピカデリーで行われた主演映画『怪物の木こり』(公開中)の公開記念舞台あいさつに、菜々緒、吉岡里帆、三池崇史監督と共に出席。上映後、犯人がわかったかという質問に観客が答える中、亀梨は芸能生活が長いからこそマイナスになってしまうことを明かした。
本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した倉井眉介の同名小説を、鬼才・三池崇史監督が映画化。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件の犯人にターゲットにされたサイコパス弁護士・二宮彰(亀梨)が、返り討ちを試みる中、事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子(菜々緒)らさまざまな者たちの思惑が絡み合っていく。
上映終了後、司会者が「犯人が途中でわかった人?」と観客に問うと、約半数の人が手をあげた。そんな中、亀梨は「僕はサスペンスなどを観ていて、半分ぐらいはわかるかな」と推理適性を明かすと「でも、25年もこの業界にいるので、キャスティングの配役を見ただけで『この人かな?』とわかってしまう癖があるんです。良くないですよね」と苦笑い。三池監督も「まあ、ポスターとか見ていると、大体想像ついちゃうよね」と亀梨に追随していた。
また、作品にちなんで「サイコパスは恋愛対象になるか?」という質問に、菜々緒と吉岡は「ノー」と回答。亀梨は「好きな人がサイコパスだったらしょうがない。好きなんだもん」と発言すると、吉岡は「わー男前ですね」と感嘆。さらに亀梨は「人って付き合いだしてからいろいろと見えてくるものがある。最初からすべてわかって付き合うことなんてありますか?」と会場に問いかけると「付き合ってサイコパスだとわかったら、どうにかしますよ」とさらに男前発言で客席を沸かせていた。
昨日から公開された本作。亀梨は「移動中などに皆さんの反響を見ています」と述べると「感想から学ばせていただくことが多いし、豊かになることがある。正解不正解はないので、思ったことを書いていただければ」と呼びかけていた。(磯部正和)