「TOKYO VICE」シーズン2、窪塚洋介&真矢ミキが出演決定 来春に日本放送&配信
日本のWOWOWとアメリカのMaxが共同制作したドラマ「TOKYO VICE」のシーズン2が、2024年春にWOWOWで日本独占放送・配信されることが決定し、新たに窪塚洋介&真矢ミキが出演することが明らかになった。
【画像】新キャラ続々!「TOKYO VICE Season2」場面写真
「TOKYO VICE」は、日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年・ジェイク(アンセル・エルゴート)が、1990年代の東京の裏社会へと踏み込んでいくさまを、全編オール東京ロケで描いたドラマシリーズ。ジェイクと出会う刑事・片桐を渡辺謙が演じたほか、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久ら日本を代表する豪華俳優陣が集結した。
シーズン2では、 ジェイクが裏社会により深く入り込んでいき、自分自身や身近な人々の命が危険にさらされていることに気づく。新キャストの窪塚は、ジェイクと意気投合した若きヤクザのリーダー・佐藤が属する千原会の若頭に復帰し、彼の兄貴分となるヤクザ・葉山役、真矢は片桐の相棒となる警視・長田を演じる。
また、シーズン1は登場人物それぞれがショッキングな展開を迎えるクリフハンガーで幕を閉じた。男社会を渡り歩く女性記者・詠美(菊地)、風俗街で暗躍する刑事・宮本(伊藤)、謎めいたカリスマホスト・アキラ(山下)らたちは、シーズン2でどのような運命をたどるのか。
アンセルの日本語メッセージおよび渡辺、窪塚、真矢のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
アンセル・エルゴート(ジェイク役)日本語メッセージ
もう一回、東京バイスの撮影ができてとても嬉しかったです。このテレビドラマのお陰で日本の文化を学ぶことができました。東京バイス シーズン2の話は、もっと面白くなったとおもいますので、ぜひ見てください。このドラマは90年代の東京の闇の世界がよく描かれているので、とっても面白いと思います。東京バイス シーズン2は、シーズン1よりもっと面白い展開になっています。
渡辺謙(片桐役)コメント
皆が窮地に追い込まれたSeason1のラスト。どうなっていくのか先の読めない状態で2がスタートしました。1話ごとに急展開を見せる脚本に驚きながら、撮影が進みました。サスペンス満載のSeason2を是非お楽しみ下さい。
窪塚洋介(葉山役)コメント
「TOKYO VICE」Season2に服役から出所してくる千原会の若頭“葉山”役で出演しています。僕も好きな作品が多いHBO(現Max) の作品に関わることができて大変光栄に思っております。今までの役者人生の中で一番と言っても過言ではない、とても難しい役柄でしたが、日米共同制作の現場はいつもとても刺激がありました。皆さんに観ていただけるのを楽しみにしています。
真矢ミキ(長田役)コメント
80年代、そして90年代初頭、私は20代でした。異様なほど大人達に活気があり勢いがあった。そしてバブル崩壊。今、役を通し改めて90年代を再び生き、その背中合わせとなる縦横無尽な裏社会の深さを知ります。Season2は、生き残るために闇組織も形を変えざるをえない状態で膨れ上がり警察と化かしあい闘います。私演じる警察組織に生きる女性は、当時の男社会を真っ向から浴びながら、そんな闇組織に立ち向かいます。「TOKYO VICE」は海外から来た1人の青年記者の俯瞰の目線から時代と社会を大胆に斬り込み、それとは対照的に必死に生きる人々の心の機微を繊細に描きます。一見バイコントラストに感じる社会と
人の組み合わせこそが、その時代を象徴するセットなのだとも気付かされます。今、半年間続いた撮影が終わった達成感と何か途轍もない大きな経験をいただいた感謝が心の奥底にあります。謙さんをはじめ、この作品で出会えた全ての皆さんにときめいた日々でした。
ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE Season2」WOWOWにて2024年春放送・配信スタート(全10話)