35歳で急死した「24」俳優、死因が判明
テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」シーズン6でジャック・バウアーの甥ジョシュ役を務めたことなどで知られる元子役のエヴァン・エリングソンさん(35)の死因は、フェンタニルの過剰摂取だったという。事件性はなく、不慮の死だとサン・バーナディーノ郡保安官検視局が米メディアに発表した。
エヴァンさんは現地時間11月5日、カリフォルニア州フォンタナの自宅寝室にて遺体で発見された。父親は当時、エヴァンさんが暮らしていたのはアルコール/薬物依存症治療を終えた人々が住む施設であり、過去には薬物依存に苦しんでいたものの、最近は良くなっていたのにと悲痛な思いをTMZに明かしていた。
「CSI:マイアミ」ではホレイショの息子カイル役を務めたほか、キャメロン・ディアス主演映画『私の中のあなた』(2009)への出演でも知られたエヴァンさん。近年は俳優活動は行っていなかった。アメリカでは近年、鎮痛剤フェンタニルによる中毒死の増加が大きな問題になっており、俳優や元子役で命を落とした人も多い。(編集部・市川遥)