『スター・ウォーズ』オビ=ワン&ジャンゴ&ボバが日本で再会!ユアン・マクレガー、誕生日サプライズで美声披露
映画『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンが10日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2023」セレブステージに登場。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)で共演した3人は、当時の撮影を振り返ったほか、今月26日が誕生日のテムエラをサプライズで祝福した。
1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』からジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービを演じているユアンは、「オビ=ワン役に決まるまでのプロセスがすごく長かったことを思い出します。自分が都会的すぎて、『スター・ウォーズ』の役に合うのか……と思っていました」と告白。「選考プロセスで2人に絞られた時点で、ジョージ・ルーカスの前でコスチュームを着て演技しました。絞り込まれるにつれて、(オビ=ワン役を)本当にやりたくなっていたので、選ばれた時には本当に嬉しかったです」と当時を振り返る。
『クローンの攻撃』で賞金稼ぎのジャンゴ・フェット役、その後の作品では、息子として育てられたボバ・フェットやクローン・トルーパーたちを演じたテムエラ。「非常に幸運なことでした。その後、(単独ドラマで)ボバ・フェットのストーリーを語る必要があったので、私がボバを演じました。ジョージはクローンを作るために美男子が必要だったので、ニュージーランドまで美男子を探しに行ったんだと思います」と複数の役を務める喜びをジョークを交えて語った。
子役時代に『クローンの攻撃』で若きボバを演じたダニエルは、公開から21年後にユアンやテムエラと再会した心境について「『クローンの攻撃』の頃はまだ子供だったので、 こうした形で素晴らしい2人と共演することができたのは本当にラッキーなこと。私の神であるジョージ・ルーカスに感謝したいです」とコメント。「みなさんも、私が(クローン兵)キャプテン・レックス役として登場できることをルーカスに祈っていただければと思います」とファンに呼びかけた。
『クローンの攻撃』では、嵐の惑星カミーノでオビ=ワンとジャンゴの直接対決も描かれた。当時の撮影を振り返ったユアンは、「(雨の中の戦いで)ずぶ濡れになって、滑ったりもしたり、アクシデントもありました」と語ると、テムエラは「あまりにもずぶ濡れだったので、私のスタントダブルが何もしていなかった(笑)」とぶっちゃけた。
ステージの途中、ダニエルが「実はみんなでやりたいことがある」と切り出すと、誕生日を控えるテムエラへのバースデーサプライズを実行。ケーキが運び込まれ、ユアンやダニエルと一緒に会場のファンがバースデーソングを合唱した。
2025年4月18日には、『スター・ウォーズ』の公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」がコミコン会場と同じ幕張メッセで開催されることが決定している。参加の可能性を問われたテムエラは、「もちろん、帰ってきます!オビ=ワンと息子(ボバ)も一緒に!」と宣言。約20分のステージは『スター・ウォーズ』の名セリフである「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)」で幕を閉じた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「東京コミコン2023」は12月10日まで幕張メッセで開催中