志田彩良、連ドラ初主演 勧善懲悪リベンジエンターテインメントで本郷奏多と共演!
女優の志田彩良が連続ドラマ初主演を務め、本郷奏多と共演する、日本テレビの金曜ドラマDEEP枠「消せない「私」ー復讐の連鎖ー」(毎週金曜24:30~24:59 放送)が2024年1月5日から放送されることが決定した。
本作は、漫画家・黒田しのぶの代表作を原作に、高校時代のいじめで人生を台無しにされたヒロインが、数年の時を経て“濃密”な復讐を遂げるリベンジエンターテインメント。弱者が元いじめっ子達をやりこめる、勧善懲悪ストーリーが展開する。
志田が演じる主人公・灰原硝子(はいばら・しょうこ)は、高校時代に、美容系配信者のプロデュースによって、ファッション誌に掲載されるなど一躍有名に。しかし、彼女を妬んだいじめグループに暴行され、その動画が拡散されてしまう。誹謗中傷の標的となり、不審火による火事で両親まで失ってしまった硝子。それから10年、廃人のような生活を送っていた彼女は、テレビで幸せそうな加害者たちを発見し、復讐を決意する。
志田は、2024年1月18日から中京テレビで放送される「こんなところで裏切り飯」(毎週木曜25時04分~25時34分)で伊武雅刀とのダブル主演も決定しており、連続ドラマの主演を同時期に2作品で務める。
また、Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」や来年1月開始の大河ドラマ「光る君へ」など話題作への出演が続く本郷が演じるのは、硝子をプロデュースしていた元美容系配信者の徳道仁(とくみち・じん)。飲食店やホストクラブなど様々な事業を行う経営者となった仁は、硝子の炎上は自分のせいだと考えており、過去を忘れて幸せになってほしいと願いながらも、彼女の復讐に協力する。
今回の出演に際して、志田は「生きる事に絶望してしまうほど心をズタボロにされた硝子の第2の人生を、輝かしいものにしたいです」とコメント。本郷も「復讐というテーマを、とことん慈悲なく追求した作品です。観てくださった方の心に強く響くドラマになると思いますので、是非覚悟を決めてご覧ください!」と意気込みを語っている。
脚本は烏丸棗、監督は中茎強、岡本充史、田原秀雄らが務める。志田、本郷、原作者らのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
志田彩良(灰原硝子役)
生きる事に絶望してしまうほど心をズタボロにされた硝子の第2の人生を、輝かしいものにしたいです。私にとって初挑戦となる難役ですが、彼女の抱える想いや悲しみ、そして憎しみに寄り添ったキャラクターにできたらと思っています。出演者・スタッフさんの力を借りながら、様々な想いや感情と共に役を全うします! ドラマ初主演という緊張感や責任感もありますが、頂いた役を大切に演じながら、皆様と素敵な作品を作れたらと思います。
本郷奏多(徳道仁役)
復讐に生きると決めた硝子に対し、それが正しくないことであると認識しながらも彼女に寄り添っていく徳道。硝子の人生を変えてしまった原因が自分にもあると責任を感じているので、硝子のためにできることを、苦悩しながらも模索し続けます。復讐というテーマを、とことん慈悲なく追求した作品です。観てくださった方の心に強く響くドラマになると思いますので、是非覚悟を決めてご覧ください!
黒田しのぶ(原作)
初めまして、「消せない私」を執筆しました黒田しのぶと申します。この度、「消せない私」がドラマ化が決定され、現実感が湧かず驚きと嬉しさでいっぱいです。この作品のコンセプトは「ガラスの靴を叩き割り、それを武器に襲いかかるヒロイン」です。作中、苛烈なことばかりしている登場人物たちですが、このような狂気は意外と近く、私たちの日常に潜んでいます。人よりちょっとだけ強欲だった人間たちの潰し合いを楽しんでいただけたら幸いです。この作品の成立に尽力してくださった全ての関係者、そして読者・視聴者の皆様へ心より感謝申し上げます。硝子の物語の終わりまで、どうぞよろしくお願いいたします。
伊藤裕史(日本テレビグローバルビジネス局スタジオセンタープロデューサー)
主人公の灰原硝子という役はジェットコースターのように表情とキャラクターが変わっていきます。平凡な高校生、そこからメイクによって魅力的になったかと思うとデジタルタトゥーにより自暴自棄になり田舎に引き籠る…そして10年後に憎しみが再燃し復讐を誓うようになる。さらには復讐相手に合わせてキャラクターを演じ分けるという途方もない難役は、どんなキャラクターも演じられる、役者として抜群の信頼感があり、さらに業界人気の高い志田彩良さんが真っ先に思い浮かびオフォーしました。
主人公・硝子演じる志田さんの復讐心に支配されて鬼気迫る姿をご堪能下さい!