飛影役・本郷奏多「幽☆遊☆白書」“邪王炎殺黒龍波”に一苦労　左手使いが上達

　俳優の本郷奏多が13日、都内で行われたNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」決戦前夜祭・全世界最速上映会に出席。自身が演じた飛影という役だからこその苦労を明かしていた。イベントには主演を務める北村匠海をはじめ、志尊淳、上杉柊平、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一、綾野剛、月川翔監督も出席した。

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　本作は、「週刊少年ジャンプ」誌上で1990年から1994年まで連載された冨樫義博の人気漫画をNetflixの企画・製作で実写ドラマ化。事故死してしまった主人公の浦飯幽助（北村）が、霊界探偵としてさまざまな事件に挑む。

　これまで数々の漫画の実写化作品で印象的なキャラクターを演じてきた本郷。そんな彼が本作で演じるのが、原作でも高い人気を誇る妖怪・飛影。本郷は「飛影は一匹オオカミ的な妖怪です」と説明をすると「アクションシーンを含めて、とにかく観たことがない映像で、一人だったのにずっと大騒ぎして観ていました」と映像のクオリティーの高さに驚きを隠せなかったという。

　この日は、キャスト陣を応援するべく、約5,000人のファンが会場に訪れた。「すごいお客さんの数に圧倒されています」と目を見開いた本郷は「魂を削ってスタッフ、キャストで作った作品です」とアピール。

　さらに撮影エピソードを語り合うコーナーで、本郷は「僕が演じた飛影の必殺技は、邪王炎殺黒龍波というのですが、放つと右腕が焼け焦げてボロボロになってしまうんです」と述べると「その特殊メイクのため、皆さんより3時間ぐらい早く現場に入っていました」と告白。北村は撮影エピソードとして、撮影現場に用意されていた食事の美味しさを絶賛していたが、本郷は「その美味しいご飯ですが、僕は特殊メイクのため、右手が使えなくて、左手で食べていたんです。そのおかげでめちゃくちゃ左手の使い方がうまくなりました」と笑顔で語っていた。（磯部正和）