小島秀夫「DEATH STRANDING」実写映画版、A24&コジプロが共同製作!
ゲームクリエイター・小島秀夫監督が率いるコジマプロダクションは14日、大ヒットゲーム「DEATH STRANDING」の実写映画版を、気鋭の映画製作・配給会社「A24」と共同で製作することを発表した。
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小島監督が2019年に発表した「DEATH STRANDING」は、謎の現象「デス・ストランディング」によって分断されたアメリカ大陸を舞台に、物資を各地に届けながら、分断されたアメリカをつなぐ主人公サム・ポーター・ブリッジズ(ノーマン・リーダス)の姿を描いた作品。すでに続編「DEATH STRANDING 2」の製作も発表されており、ノーマンをはじめ、レア・セドゥ、エル・ファニング、忽那汐里の出演が決まっている。
A24は2012年設立。米アカデミー賞で作品賞含む最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や、『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』などを手がけたグローバル・エンターテインメント企業として知られている。コジマプロダクションは設立8周年に先駆け、A24へ「DEATH STRANDING」の映画化権を独占的にライセンスし、国際共同製作契約を締結した。
小島監督のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
小島秀夫コメント全文
A24ーーおよそ10年前に誕生した瞬間から、「A24でしかありえない」独自性と存在感を放っている稀有な存在。彼らが贈りとどけるものはどれも素晴らしく、ぼくは、ずっと注目し、共感していた。どこかコジマプロダクションにも通じる姿勢を感じていた。そんな彼らとDSの映画を創る。すでに世の中には「ゲームの映像化作品」は溢れている。しかし、ぼくら(A24とKJP)が創造するのは、ゲームを映画に置き換えた、ただのトランスレーションではない。ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはずだ。映画であることの意味に満ちた、映画にしかできない、誰もみたことのない DEATH STRANDING の世界が生まれる。A24とのコラボは、映画業界だけではなく、ゲーム業界や“デジタルのエンタメ”の未来を大きく変えるだろう