この少女、何かがおかしい…カルトホラー『エスター』第3弾が企画中
恐ろしい秘密を抱えた少女の姿を描いたカルトホラー映画『エスター』(原題:Orphan)シリーズ第3弾の企画が進んでいると、前日譚映画『エスター ファースト・キル』(2022)を手がけたウィリアム・ブレント・ベル監督が The Hollywood Reporter に明かした。
【画像】全く変わってない!10歳のエスターを再演した23歳のイザベル・ファーマン
2009年に1作目が公開された『エスター』は、児童養護施設から少女エスターを養子として迎えたとある夫婦が、身の毛もよだつ恐怖に襲われるホラー。その前日譚となる2作目『エスター ファースト・キル』では、10歳のエスターを装っていた33歳の精神病質者リーナ・クラマーの知られざる過去が描かれ、23歳になった元子役のイザベル・ファーマンがエスターを再演したことも話題になった。
同サイトのインタビューに応じたベル監督は、「私たちは第3弾を企画しています」と告白。エスターが『ハンニバル』シリーズのレクター博士と同様にシリーズ作品では歳を取らない人物であると考えており、「満足するストーリーがある限りシリーズにはさまざま方向に行ける」と自信をのぞかせた。
『エスター』といえば、ホラー映画史に残るどんでん返しでも話題になった。ベル監督は「デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック(1作目の脚本家)が2作目にも関わってくれて、『「エスター」はひねりが肝心だ』と話していました。私たちが今抱えている(第3弾の)どんでん返しの展開も今から楽しみです」と語っている。
ベル監督の最新作は、恐ろしい過去を抱えた小さな町を舞台にしたフォークホラー『ロード・オブ・ミスルール(原題) / Lord of Misrule』。今月8日より全米で劇場公開及びVOD配信されている。(編集部・倉本拓弥)