ディズニー『ウィッシュ』が興収6億超えで初登場1位!福原遥&水上恒司『あの花』が早くも10億に迫る
映画週末興行成績
週末映画動員ランキング(12月15日~12月17日)が興行通信社より発表され、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年記念作品『ウィッシュ』が初日から3日間で観客動員43万4,000人、興行収入6億1,200万円を記録し、初登場首位に輝いた。新作では4位に幼児向けアニメの劇場版第2弾『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』、9位に『メアリと魔女の花』のスタジオポノックによるアニメ『屋根裏のラジャー』がランクインした。
初登場1位の『ウィッシュ』は、願いの力をテーマにしたミュージカルアニメ。どんな“願い”も叶うとされる魔法の王国を舞台に、王国の秘密を知った17歳の少女アーシャが悪に立ち向かう。日本語吹替え声優陣に、美声を誇る生田絵梨花、福山雅治、山寺宏一、檀れい、鹿賀丈史らが名を連ねる。
2位には、前週と同じく福原遥&水上恒司共演の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が続き、週末3日間で動員29万6,000人、興収3億8,600万円と前週を上回る好成績をあげた。累計成績は動員77万人、興収9億9,700万円となり、早くも10億円に迫る。3位は、前週1位で初登場した『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。週末3日間で動員18万3,000人、興収2億8,300万円を記録し、累計成績は動員60万人、興収9億2,600万円を突破。既存作品では、全米でも12月1日の公開からヒットを続けている『ゴジラ-1.0』が5位をキープし、累計で動員287万人、興収44億円を突破した。
4位の『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』は、落ちてきたいん石によって新たなマイティパワーを手にした、少年と子犬から成るチーム「パウ・パトロール」が、宿敵のライバール市長らの悪だくみを阻止すべく奔走する。日本語吹替え版では、ドラマ「大奥」の怪演も反響を呼んだ仲間由紀恵がマッドサイエンティストの声を担当している。9位の『屋根裏のラジャー』はA・F・ハロルドの小説「ぼくが消えないうちに」を原作に、子供たちの想像から生まれたイマジナリーフレンドたちが暮らす想像の世界と、現実の世界が交錯するストーリー。声の出演に寺田心、鈴木梨央、安藤サクラ、仲里依紗、杉咲花、山田孝之、イッセー尾形ら。
今週は、役所広司がカンヌ国際映画祭男優賞に輝いたヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』、遠藤達哉のコミックを原作にしたアニメ「SPY×FAMILY」の初の映画化作品『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』、降霊術を題材にしたホラー『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』、「仮面ライダーガッチャード」と「仮面ライダーギーツ」のクロスオーバー作品『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2023年12月15日~12月17日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ウィッシュ』:1週目
2(2)『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』:2週目
3(1)『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』:2週目
4(初)『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』:1週目
5(5)『ゴジラ-1.0』:7週目
6(3)『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』:5週目
7(4)『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』:4週目
8(6)『窓ぎわのトットちゃん』:2週目
9(初)『屋根裏のラジャー』:1週目
10(7)『首』:4週目