ウィレム・デフォー、新作ホラーで本物のネズミ2,000匹と共演
映画『ウィッチ』や『ライトハウス』のロバート・エガース監督が手掛けるリメイク版『吸血鬼ノスフェラトゥ』で、ウィレム・デフォーが本物のネズミ2,000匹と共演していることが明らかになった。
『吸血鬼ノスフェラトゥ』は1922年のドイツ映画でホラーの傑作。今回のリメイク版は、19世紀のドイツを舞台に、呪われた若い女性(リリー=ローズ・デップ)と、彼女に付きまとう古代トランシルヴァニアのヴァンパイア(ビル・スカルスガルド)の執着、そしてそれがもたらす恐怖を描くゴシックホラーとなる。
デフォーが演じたのは、ヴァンパイアハンターのアルビン・エーバーハルト・フォン・フランツ教授だ。『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』に続いてデフォーとタッグを組んだエガース監督は、「彼のシーンには、本物のネズミ2,000匹がいた。チャレンジではあったが、楽しかったよ」と Entertainment Weekly に明かしている。クレイジーなキャラクターになっているといい、デフォーの怪演に期待が高まる。
映画は2024年12月25日に米公開。なお、スカルスガルドはオペラコーチと役づくりに取り組み、声を一オクターブ下げてヴァンパイア役に挑んでいるといい、こちらの怪演にも注目だ。(編集部・市川遥)