「相棒」真飛聖、笛吹悦子役で9年ぶり登場 “3代目”甲斐享のパートナー「その後がずっと気になっていた」
2024年1月1日放送のテレビ朝日系ドラマ「相棒season22」元日スペシャルに、真飛聖ふんする笛吹悦子(うすい・えつこ)が登場することが明らかになった。3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)のパートナーである悦子の登場は、season13(2014~2015)以来およそ9年ぶりとなる。
【画像】甲斐享の兄も初登場!「相棒season22」元日SP場面写真
笛吹悦子は、season11第1話(2012年10月10日)から享のパートナーとして登場。season13(2014~2015)の終盤で享との子供を妊娠していること、同時に急性骨髄性白血病を患っていることが発覚した。その後、本編への登場がなかった悦子は、病を寛解し、無事に息子の結平(きっぺい/森優理斗)を出産。国際航空会社の客室乗務員の仕事にも復帰し、シングルマザーとして結平を育ててきた。
享が逮捕された後も、特命係の杉下右京(水谷豊)とは交流を続けてきたらしく、元日スペシャルでは、小学5年生になった結平が主役を務める学芸会に、右京や享の父・峯秋(石坂浩二)、社美彌子(仲間由紀恵)らが集まる。ところが、その学芸会で、結平の担任教師・姉小路仁(福澤重文)が衆人環視の舞台上で刺殺される大事件が発生。容疑者として浮上した学園の元教師が、悦子に異常なほどの執着を抱いていた事実も判明する。
真飛は「自分自身も、“悦子”のその後がずっと気になっていた9年間でしたし、『相棒』ファンの皆さんからも『もう悦子さんは出ないの?』と聞かれることがあったのですが、本人がいちばんわからなくて曖昧にしかお返事できなかったのできちんと『悦子、出演します!』と伝えられることを、とてもうれしく思っています」とシリーズ復帰を喜ぶ。
右京&亀山薫(寺脇康文)コンビとは今回が初共演。「水谷さん、寺脇さんのお3人のコンビはテレビでしか拝見したことがなかったので、近くでご一緒できて、それはそれは贅沢な時間でしたし、やさしすぎるお2人とずーっと笑って過ごせたことは私の宝物です」と撮影を振り返った。
元日スペシャルには真飛のほか、新納慎也が享の兄・新納慎也役で出演。美村里江が事件のカギを握る元教師・美村里江を演じる。(編集部・倉本拓弥)