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『ゴールデンカムイ』玉井芳蔵役は山内圭哉!「熊とからむことになるとは」

山内圭哉演じる玉井芳蔵
山内圭哉演じる玉井芳蔵 - (C) 野田サトル/集英社 (C) 2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

 野田サトルの人気漫画を山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写化する映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)の追加キャストが22日、公式Xや公式サイトなどで発表された。発表されたのは山内圭哉演じる玉井芳蔵。あわせて、玉井の銃を構えたビジュアルも公開された。

【画像】『ゴールデンカムイ』場面写真(18点)

 本作は、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵の杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(山田杏奈※リは小文字)が、アイヌから強奪された莫大な埋蔵金のありかを示す「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を巡って、第七師団をはじめとする追手たちと争奪戦を繰り広げる物語。脚本を実写映画『キングダム』シリーズやアニメーション映画『ONE PIECE FILM RED』などの黒岩勉、監督を『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズなどアクション活劇を得意とする久保茂昭が務める。

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 玉井芳蔵は、大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)に従う伍長。山内は出演にあたり「素晴らしい原作の映像化に参加することが出来て光栄です。雪の中の撮影は大変でしたが、スタッフの皆様がとても明るく、その雰囲気に背中を押されるような思いで演技することが出来ました。そこそこ長い役者人生の中で、熊とからむことになるとは想像だにしておりませんでした。 新たな体験をさせていただき、感謝です。沢山の方に楽しんでいただけますよう」とコメントを寄せている。

 先ごろ実施された完成報告会では、久保監督が北海道の雪の中で撮ることにこだわったこと、映画の9割が本物の雪のシーンであることを明かし、「雪の撮影自体が普通の撮影の4倍くらい時間がかかるイメージ」と裏側を語っていた。

 山内は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ後藤ひろひと長塚圭史河原雅彦前川知大いのうえひでのりらの舞台に多く出演。近年は新垣結衣松田龍平共演のドラマ「獣になれない私たち」(2018)のせっかちなパワハラ上司役などが話題を呼び、大河ドラマ「青天を衝け」(2021・岩倉具視役)、「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」(2022・菅原道真役)、「闇金サイハラさん」(2022・ヤクザの般田役)などで存在感を発揮。今年は山下敦弘監督・宮藤官九郎脚本の映画『1秒先の彼』(花火師役)が公開された。来年2月には舞台「モンスター・コールズ」(演出:サリー・クックソン)の上演を控えている。(編集部・石井百合子)

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