生きたまま焼かれた女子大生…フランス映画『12日の殺人』3月日本公開
第48回セザール賞で最多となる6部門受賞(作品賞、監督賞、助演男優賞、有望若手男優賞、脚色賞、音響賞)を果たしたフランス映画『12日の殺人』が、3月15日より日本公開される。
物語は、フランス南東の地方都市グルノーブルで10月12日の夜、帰宅途中の21歳の女子大生クララが何者かに火をつけられ、翌朝焼死体という無惨な姿で発見されるところから始まる。地元警察ではヨアン(バスティアン・ブイヨン)を班長とする捜査班が結成され、容疑者は次々に浮かび上がるも決め手がなく、事件はいつしか迷宮入りとなってしまう。事件が頭から離れなくなってしまったヨアンは、この闇から抜け出すことはできるのだろうか? 『悪なき殺人』のドミニク・モル監督作。(編集部・市川遥)