石原さとみ＆亀梨和也ドラマ初共演！「魅力的で色っぽい」「身を委ねたい」と相思相愛
石原さとみ3年ぶりの連続ドラマ復帰作「Destiny」（テレビ朝日系2024年4月期火曜よる9時枠）に、亀梨和也の出演が決定した。石原と亀梨は今回がドラマ初共演となり、亀梨がテレビ朝日のドラマに出演するのは「セカンド・ラブ」以来9年ぶりとなる。
亀梨が演じるのは、石原演じる主人公・西村奏（かなで）の大学の同級生で、初恋の相手でもある野木真樹（まさき）。父の死以来、周りに心を閉ざして生きてきた奏と、孤独な環境ゆえに本気で人を好きにならないようにしてきた真樹。似たところのある二人は大学の仲間たちに内緒で付き合い始めるが、ある死亡事件を機に、真樹は消息不明に。12年後、検事となり多忙な日々を送る奏の前に、真樹が突然現れて……。30代になった奏と真樹が再び対峙する“大学時代の死亡事件”、その中で思いがけず見えてくる“20年前の父の死の真相”という20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリーだ。
石原は「今年、亀梨さん主演の『正体』を見て衝撃を受けました。素晴らしい作品に感動し、ぜひお仕事ご一緒したいと思っていたので今回共演でき、本当に嬉しかったです」と念願かなっての共演だったと明かす。「現場では常に紳士的で優しくて面白くてムードメーカーで。何よりも現場で引っ掛かりがあると必ず味方で寄り添ってくださったこと、本当に感謝しています」と語ると、「マサキは難しい役だと思います。亀梨さんでないと絶対に成立しないです。とても魅力的で色っぽくて幼くて苦しい。ザワザワとドキドキを奏に与えていく姿を、是非楽しみに待っていて下さい！」と期待をあおった。
一方の亀梨も「石原さんとはバラエティー番組などでご一緒したことがあるんですが、柔軟性の中に、しっかりものごとと向き合っているからこその意見や熱量をお持ちの方だなと思っていました。同じ美容院に通っているという偶然もあり、お互い“役者業”に長年携わってきた中で、いま初めてお芝居でご一緒できることに何か意味があるのかなと感じました」と運命的なものを感じている様子。「実際にご一緒すると、イメージ通りで、リーダーシップと熱量をもって誠実に作品に向き合っておられるので、非常に説得力がありますし、身を委ねてしっかりついて行こうと思える素敵な俳優さんだなと実感しました。そして、すごく人としての温もりや柔らかさも感じさせていただいているので、最初の印象がさらに深まっているところです」と絶賛していた。
ゼネラルプロデューサーの中川慎子はそんな二人について、「検事を主人公にした今作を立ち上げるにあたり、脚本の吉田紀子さんと何人もの検事経験者の方々にインタビューしました。そこにあったのは、揺るぎない正義感と、人間の本質を捉えようとする透徹した眼差し。それを体現するかのように、主演の石原さんは『表層的な美しさに拘らず、必要ならばどんな風に撮ってもらって構いません』と言い切り、全てをさらけ出すかのようにカメラ前に立ち続けてくれました。その覚悟に満ちた姿こそ、自らの『運命』に立ち向かう主人公・奏そのものでした」と明かす。「一方の亀梨さん演じる真樹は、主人公とは対照的に青春時代で時が止まってしまったかのような青年。ともすれば誤解を受けかねないその少年性を、時に儚く、時に危うく、それでも愛さずにはいられない底知れぬチャーミングさをもって演じ切ってくれました」とたたえた。（編集部・市川遥）