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まるでプロポーズ!「きのう何食べた?」S2最終回、シロさんの覚悟に号泣

最終回よりケンジ(内野聖陽)とシロさん(西島秀俊)
最終回よりケンジ(内野聖陽)とシロさん(西島秀俊) - (C)「きのう何食べた? season2」製作委員会(C)よしながふみ/講談社

 22日深夜に放送された西島秀俊内野聖陽主演のテレビ東京系ドラマ「きのう何食べた?」シーズン2(毎週金曜深夜24時12分~)最終回ではいよいよ本格的に“老いじたく”を進めようとするシロさん(西島)の覚悟が描かれ、不器用ながらもケンジ(内野)に告げた真摯な言葉に涙する視聴者が続出。「完全にプロポーズ」とみる声で沸いていた(※ネタバレあり。最終回の詳細に触れています)。

【画像】シーズン2、号泣の最終回

 アラフィフに突入したシロさん&ケンジカップルが、ゆるやかだが確実に、加齢に伴う変化を見せていったシーズン2。「もう最終回だなんて」「癒しがなくなってしまう…」と放送前からロスが叫ばれていた最終回。シロさんが覚悟を決めたのは、母・久栄(梶芽衣子)と父・悟朗(田山涼成)が着々と老人ホーム探しに乗り出すなか、久栄が老後に面倒を見てくれる子がないシロさんに「老いじたくを本気で考えなきゃダメ」と告げたことから。以前は“老いじたく”を勧める久栄に対し、「まだまだ」と煙たがっていたシロさんだが、今度は真剣にケンジとの将来を見据え、ある考えを切り出した。

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~以下、最終回のネタバレを含みます~

 シロさんがケンジに話したのは、自分に何かが起きたて死んだ後のこと。リアリストのシロさんは遺産をケンジに譲る遺言書を作る、あるいは養子縁組をするなど、ケンジに遺産を残すための具体的な方法を提案するも、ケンジは「シロさんは結局お金だけなんだね……」と寂しそうな様子。「それだけじゃないよ……」と思いがあふれ目を潤ませるシロさんに対して、養子縁組をしていると将来男性同士で結婚できる状況になったときにできなくなってしまう現実をふまえ、「大体俺、家族って言ったって、シロさんと親子になりたいわけじゃないもん……」と声を震わせるケンジ。

 ふとした間に互いを思いやる切実な思いをにじませる西島、内野の迫真の演技に、SNSでは共感や涙の声が続々。「シロさんの不器用な思いやりが泣ける」「涙が出てきちゃう」「そうだよね、親子になりたいわけじゃないよね」「一緒になりたいよね」「切ない」「どっちの気持ちもわかる」「ケンジの恋心に切なくなる」といった声が洪水のように寄せられ、「なんで結婚できないんだろうね」と二人を慮る声もみられた。

 最終的には、ケンジがシロさんの思いを悟ったうえで遺産を受け取ることを承諾する展開となったが、このエピソードで最も泣けると注目を浴びていたのが、持ち越されていたケンジの「死ぬまで一緒にいてくれるってこと?」の問いに対するシロさんの答え。これから自分たちに何があるかわからないから断言できないとしながらも「俺の人生で、俺の遺産を譲ろうなんて思う相手はお前ぐらいだよ」と少し照れくさそうにしながらも、精一杯の真心を伝えるシロさんの真摯な姿、その言葉に感極まるケンジの様子に「もうこれプロポーズじゃん!」「完全にプロポーズの言葉」「最高のカップル」「2人に幸あれ」と二人への祝福やエールの声で沸いた。そしてラストシーンは、やはり“あの場面”で締めくくられた。(編集部・石井百合子)

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