八木勇征、幽霊役は「1ミリぐらい浮いています」 クソ男の設定に持論も
FANTASTICSの八木勇征が14日、湾岸スタジオで行われたフジテレビ系ドラマ「婚活1000本ノック」(1月17日スタート、毎週水曜22時~※初回15分拡大)の制作発表に出席し、幽霊を演じるうえで心掛けていることを明かした。会見には、主演を務める福田麻貴(3時のヒロイン)、関水渚、野村周平、白河れいも参加した。
本作は、南綾子の同名小説を実写化。33歳の売れない小説家・綾子(福田)が、生涯のパートナーを求めるべく、婚活に勤しむ姿が面白おかしく描かれる。八木は、かつて綾子をその気にさせたのちに遊んで捨て「クソ男・オブ・ザ・イヤー」の不名誉な栄冠を与えられた山田クソ男(お)を演じる。
八木は、主演を務める福田から「クソ男」と言い放たれる役柄だが「麻貴さんとは初めましてでしたが、もともとFANTASTICSの相方(ツインボーカル)の中島颯太が知り合いで話を聞いていましたし、(『ホスト相続しちゃいました』で共演した)三浦翔平さんからもどんな方かを伺っていました」と述べると「最初からとても気さくに話をしてくださったので、ありがたかった」と福田の印象を振り返る。
八木演じる“クソ男”は女性をとっかえひっかえしていたため、ある女性に刺されて死亡。幽霊になって現世をさまようが、八木は「そんな男ですが、決して悪い男ではなく、そのときは本気で好きで行っている」と自身が演じるキャラクターについて理解していることを述べる。
さらに八木は「そんなクソ男も綾子さんのところに戻ってきてだんだんと内面的にも成長していくんです」と変化があることを説明すると「幽霊というと怖いイメージがありますが、幽霊と呼ばれるなかでも一番ポップな幽霊になれば……という思いでクランクインしました」とアピール。また八木は「幽霊なので1ミリぐらい浮いています。下敷きが通るぐらい」と注目ポイントをあげていた。
この日は“ヒット祈願”と称して、八木がミニピッチングマシーンを相手にバッティングで“ヒット”させることに挑戦するシーンも。その後は、八木の役柄が「2023年クソ男・オブ・ザ・イヤー」という称号を綾子から与えられたことにちなんで「2023年の〇〇オブ・ザ・イヤー」を聞かれた八木は「サウナが大好きでプライベートでも行くのですが、大阪に新しくできたサウナがすごい」と話していた。(磯部正和)