マッツ・ミケルセン主演『The Promised Land』日本公開決定 ヨーロッパ映画賞で男優賞受賞
“北欧の至宝”とも称されるデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセンが主演を務めた新作映画『The Promised Land』の日本公開が決定した。日本配給は、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社(本社:愛知県名古屋市)が担当。公開時期は2024年~2025年を予定している。
【画像】痛めつけられるマッツも…最新作『The Promised Land』
1755年、財政難に直面していたルドヴィク・カーレン大尉は、人を寄せ付けないデンマークの荒地の開拓に乗り出す。彼の目的は、国王に敬意を表してここに植民地を建設し、彼が切望する栄誉ある王室の名前を受け取ることだった。しかし、無慈悲な支配者フレデリック・デ・シンケルは、傲慢にもこの土地の所有権を主張する。
逃げ出したメイドのアン・バーバラとその夫がカーレンのもとに身を寄せていることを知ったデ・シンケルは、復讐心を燃やし、あらゆる手段を使ってカーレンを追い払おうとする。それでもカーレンは勇気を持って不平等な争いに挑む。しかし、それは自らの命だけでなく、彼のもとに集まった家族をも危険にさらすことになる。
監督・脚本は、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)でマッツとタッグを組んだニコライ・アーセル。本作は今年のヴェネチア国際映画祭のコンペティションに出品されたほか、ヨーロッパ映画賞では男優賞、撮影賞、衣装デザイン賞を受賞している。(編集部・倉本拓弥)