江口洋介、道枝駿佑と再共演 親子役からドラマ「マルス」で敵役へ
江口洋介が、2024年1月23日にスタートする道枝駿佑(なにわ男子)主演の連続ドラマ「マルス-ゼロの革命-」(毎週火曜よる9時~・テレビ朝日系)に出演することが発表された。道枝とは、今夏放送されたドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」(日本テレビ系)以来の共演。当時は親子を演じたが、今回は敵役として再共演を果たす。
本作は、道枝演じる謎多きカリスマ転校生・美島零=ゼロに導かれた落ちこぼれ高校生たちが、動画集団「マルス」を結成し、大人社会に反旗を翻していく青春ドラマ。「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ)などの脚本家・武藤将吾によるオリジナルストーリーとなり、道枝は人生で初めて髪を金髪に染め、ゴールデン帯連続ドラマ初主演を務める。
江口が演じるのは、大手通信事業グループ・クロッキーコミュニケーションズの社長で、日本におけるSNS産業のカリスマ的存在である國見亜門(くにみ・あもん)。規格外の行動で周囲を圧倒する一方で、人身掌握に長けており、一代にして現在の地位までのし上がった人物。國見との過去の因縁が、ゼロを突き動かしていく。
江口は國見について「どこかで“今の日本を変えたい”と思っているようなエネルギッシュな人物」と分析し「そこに共感を覚えながら演じていきたい」と意気込みをコメント。一方の道枝は「前回とは正反対の、敵役としてまたご一緒できると聞いたときは本当にうれしかったです」と喜びながら「たくさんのことを江口さんから盗んでいきたい」と熱い思いを告白。
さらに道枝は、江口が「道枝くんは芯を持っているからこの役ができると思う」という言っていたことを人づてに聞いたことで救われたといい「その言葉を励みに頑張れているし、江口さんの言葉を思い出しては力をもらっています」と語っている。
そのほか「マルス」の参加メンバーとして、板垣李光人、吉川愛、井上祐貴、横田真悠、山時聡真、泉澤祐希ら若手俳優が出演。監督は「御手洗家、炎上する」「義母と娘のブルース」などの平川雄一朗、「家政夫のミタゾノ」「花より男子(だんご)」などの片山修ほかが担当する。
ドラマ「マルス-ゼロの革命-」はテレビ朝日系で2024年1月23日放送開始(毎週火曜よる9:00~)※初回拡大スペシャル
江口洋介(國見亜門・役)
今回僕が演じる國見亜門は実業家として成功者であり野心家。
道枝くん演じるゼロとは因縁の関係でもあります。
國見なりの規格外なやり方で、「今の日本を変えたい」と思っているようなエネルギッシュな人物ではあるので、そこには共感を持ちながら演じていきたいと思っています。
道枝くんとはドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」以来。夏頃に撮影していたので、3,4か月ぶりくらいかな? あのときは黒髪だった息子が金髪になって不良になってしまいました(笑)。
道枝くんは作品に出るたび、全然違う役柄に挑戦していると思いますので、そんな彼の姿を1人でも多くの方に見ていただけたらいいですね。
僕は今日クランクインでしたが、平川雄一朗監督を中心に現場の雰囲気もすごく良く、監督は丁寧に演出をされている印象でした。
このドラマは、SNSでカリスマ的存在だった青年が学校に転入してくるところから始まるわけですが、我々大人から見たら、「学校ではこんなことが起こっているのか」と考えさせられるような内容になるのではないかと思います。親世代には複雑な思いに駆られる部分もあるかもしれませんが、若者たちの熱い思いを、観ている人がエネルギーをもらえるような、そして活力になるような作品になるといいなと思います。
道枝駿佑(美島零・役)
江口さんとは「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」でご一緒して以来、2度目の共演です。前回とは正反対の、敵役としてまたご一緒できると聞いたときは本当にうれしかったです!
実は僕、江口さんに言っていただいた言葉にすごく救われているんです。最初の本読みが終わって、どう役を演じようかと考え込んでいたときに、江口さんが「道枝くんは芯を持っているからこの役ができると思う」って言ってくださったと人づてに聞いて…。その言葉を励みに頑張れているし、その後も江口さんの言葉を思い出しては力をもらっています。
今回は連ドラで撮影期間も3か月ほどあるので、より距離を縮めていけたらいいなと思いますし、お芝居でも江口さんに食らいついていきたいと思っています。たくさんのことを江口さんから盗んでいきたいです。