『ゴールデンカムイ』アシリパの従妹役に永尾柚乃 ドラマ「ブラッシュアップライフ」で話題の名子役
野田サトルの漫画を山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写化する映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)に、昨年1月期のドラマ「ブラッシュアップライフ」で注目を浴びた名子役・永尾柚乃(ながお・ゆの)が出演していることが明らかになった。演じるのは、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈※リは小文字)の従妹、オソマ。永尾は「現場では、山崎さんとあやとりをしたり、山田さんと好きな食べ物のお話をしたりして楽しかったです! 北海道での撮影や、アイヌ民族の衣装、ムックリなど新鮮でした!」と撮影を振り返っている。
累計発行部数2,700万部を突破する人気漫画に基づく本作。日露戦争終結直後の北海道を舞台に、“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵の杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパが、アイヌから強奪された莫大な埋蔵金を巡って、第七師団や脱獄犯たちと争奪戦を繰り広げる。永尾演じるオソマの名は、アイヌ語で「うんこ」や「うんこをする」という意味。アイヌでは赤ん坊に病魔が近寄らないようにあえて汚い幼名を付け魔除けをする風習があり、オソマは身体が弱かったため本名もオソマと名付けられ、そのおかげか今では元気にコタン(村)で暮らしている。口琴(こうきん)と呼ばれるアイヌの伝統楽器「ムックリ」(紐を引っ張って弁を振動させ口で響かせる竹製の楽器)を弾くのが大好きで、アシリパのチセ(家)に訪れた杉元を歓迎する。
永尾はドラマや映画、バラエティにCMでひっぱりだこの7歳。とりわけ注目を浴びたのは、バカリズムが脚本を手掛けたタイムリープドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)の出演。安藤サクラ演じる主人公・近藤麻美の幼少期にふんし、「見た目は保育園児、中身は33歳」という難役に挑んだ。SNSでは「上手すぎる!」「表情が完璧すぎる!」と話題となり、“チビ麻美”のあだ名で人気を博し、安藤サクラもその演技を高く評価していた。そのほかドラマでは昨年の大河ドラマ「どうする家康」(第5回・久松一家の子供役)や「エルピス」(7・8話子供役)など、映画では『Dr.コトー診療所』(和田家の子供役)、『ラーゲリより愛を込めて』(はるか役)などに出演している。
永尾のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
永尾柚乃(オソマ役)
出演が決まった時は本当に、“嬉ドキ”(嬉しくてドキドキ)で、しかもオソマちゃん役ができると思うと “わくドキ”(わくわくドキドキ)で思わず踊っちゃいました! オソマという名前の意味を知った時は驚いたのですが、オソマちゃんを演じてみて今ではとても気に入っています! 現場では、山崎さんとあやとりをしたり、山田さんと好きな食べ物のお話をしたりして楽しかったです! 北海道での撮影や、アイヌ民族の衣装、ムックリなど新鮮でした! ぜひ、いろんな方に観てもらえると嬉しいです。