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今夜「相棒」元日SP “3代目”甲斐享の息子の周囲で惨劇…笛吹悦子に迫る魔の手

享のパートナー・笛吹悦子が9年ぶり登場
享のパートナー・笛吹悦子が9年ぶり登場 - (c)テレビ朝日・東映

 連続ドラマ「相棒season22」(テレビ朝日系)の元日スペシャル「サイレント・タトゥ」が、1日夜9時から放送される。かつて特命係に所属し、杉下右京(水谷豊)の三代目相棒として活躍した、甲斐享(成宮寛貴)の息子の学芸会で刺殺事件が発生。事件は思わぬ方向へと動き、享のパートナー・笛吹悦子(真飛聖)にも魔の手が迫る。

【画像】笛吹悦子は9年ぶり、カイトの兄が初登場!「相棒22」元日SP

 享と悦子の息子・結平(森優理斗)が、学芸会の演劇で主演を務めることになった。祖父・甲斐峯秋(石坂浩二)は早々に会場入りし、開幕を待っていた。立派なホールを借り切っての学芸会。峯秋は孫の晴れ舞台に、社美彌子(仲間由紀恵)とその娘・マリア(土方エミリ)も招いていた。会場には、右京と亀山薫(寺脇康文)、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)の姿もあった。右京は、享の逮捕後も悦子とその息子を気に掛け、交流を続けていた。また、峯秋の長男で享の兄の甲斐秋徳(新納慎也)は、結平の父親代わりを務めており、この日も保護者として、悦子とともに舞台袖で結平を見守っていた。

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 そんな中、結平の担任・姉小路(福澤重文)が、悦子に声を掛けてくる。その言動には、単なる“担任教師”にそぐわない不穏な空気をはらんでいた。幕が開くと、その最中に、なぜか出演予定のない姉小路がフラフラとステージに現れ、舞台上で卒倒する。背中には、深々と刃物が突き刺さっていた。特命係は緊急事態を察し、即座に動き出す。

 しかし、容疑者は意外なほどあっさり浮上した。姉小路は異性にだらしなく、同僚の教師・栗原志津子(美村里江)との婚約を一方的に破棄した過去があった。そのいきさつは非道なもので、志津子が姉小路に強い恨みを持つのも無理からぬことだった。一方、志津子の側には黒須(阿佐辰美)という若者がおり、彼女から何らかの指示を受けている様子が垣間見られた。この時点で、事件のあらましは判明したかに思われたが、やがて志津子が、姉小路からアプローチを受けていた悦子に対し、異常な執着を持っていることがわかってくる。(編集部・倉本拓弥)

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