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豪華アクションスター集合『エクスペンダブルズ』シリーズ戦いの歴史

最新作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』
最新作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』 - (C) 2022 Ex4 Productions, Inc.

 シルヴェスター・スタローンを筆頭に、一世を風靡(ふうび)したアクションスターたちが集結する人気シリーズの第4弾『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が1月5日に全国公開。自ら“消耗品”を名乗り、あらゆる危機をほぼ筋肉で解決してきた傭兵軍団“エクスペンダブルズ”の誕生から14年。出演してきたスターと彼らの戦いを振り返る。

『エクスペンダブルズ ニューブラッド』フォトギャラリー

『エクスペンダブルズ』

Lionsgate / Photofest / ゲッティ イメージズ

 エクスペンダブルズは、隊長のバーニー・ロス(スタローン)を中心に、SAS出身でナイフの達人リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)、名狙撃手ガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、マーシャルアーツの達人イン・ヤン(ジェット・リー)、仲介役のツール(ミッキー・ローク)らを中心に、あらゆる任務を請け負ってきた少数精鋭の傭兵部隊。

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 ソマリアの武装海賊に拉致された人質救出作戦を成功させたバーニーは、チャーチ(ブルース・ウィリス)と名乗る男から、メキシコ湾のある島に君臨する独裁者・ガルザ将軍を排除し、独裁政権を打倒する任務を依頼される。商売敵のトレンチ(アーノル ド・シュワルツェネッガー)も断る危険なミッションを請け負った彼らを待ち構えていたのは、チームを追い出されたガンナーの裏切りと、CIA絡みの巨大な陰謀だった……。

 シリーズ1作目の公開は2010年。シュワルツェネッガーとブルースだけでなく、ステイサム、リー、ラングレン、ロークまでもがスタローン“隊長”のもとに集結した豪華共演が話題を呼んだ。

『エクスペンダブルズ2』

胸熱なシーンが連続する『エクスペンダブルズ』シリーズLionsgate / Photofest / ゲッティ イメージズ

 2012年に公開されたパート2のミッションは、アルバニア領の山脈に墜落した輸送機に積まれていたデータボックスの回収。しかし消耗品軍団は、残忍な指導者ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)率いる武装組織の罠にハマり、新人隊員のビリー(リアム・ヘムズワース)を殺され、データを奪われてしまう。機密データに記されているのは、旧ソ連軍が埋蔵した大量のプルトニウムの隠し場所。かつてない怒りに燃えるエクスペンダブルズは、世界の危機を救い仲間の仇を取るため、決死のリベンジを誓う。

 前作ではカメオ的な出演だったシュワルツェネッガーとウィリスの本格参戦に加え、ヴァン・ダム、スコット・アドキンス、さらにチャック・ノリスまで登場。シュワルツェネッガーの「I’ll be back」を皮肉ったり、ノリスを称えるジョーク“チャック・ノリス・ファクト”を引用したりと、キャスト本人にまつわる小ネタ万歳のセリフも話題を呼んだ。

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『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

とてつもない豪華メンバーが集結した『エクスペンダブルズ3』Lionsgate / Photofest / ゲッティ イメージズ

 2014年公開のパート3で軍団が挑んだミッションは、エクスペンダブルズ創設メンバーでありながら、悪の武器商人となったコンラッド・ストーンバンクス(メル・ギブソン)の捕獲。兄弟のような絆で結ばれながらも、年齢を重ねた現メンバーを失いたくないバーニーは、一方的にチームの解散を宣言し、若くハングリーで、命知らずな新人メンバーを集めて敵地に乗り込むが、コンラッドのワナによって窮地に陥り、若者たちが捕らえられてしまう……。

 初参加キャストとして、アントニオ・バンデラスウェズリー・スナイプス、そしてハリソン・フォードとビッグネームが参戦。メルが悪役を務めたことで、“ランボー対マーチン・リッグス”というドリームマッチまで実現した。当時、出所明けだったスナイプスを投獄されていた仲間役で起用するなど、プライベートを反映したキャスティングも見どころ。後に『トップガン マーヴェリック』のハングマン役でブレイクするグレン・パウエルをはじめ、若手メンバーの人選もニクい。

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 そして、前作から10年の時を経たシリーズ最新作『ニューブラッド』でエクスペンダブルズが挑むのは、正体不明のテロリストが所有する、核兵器の奪還ミッション。新たなキャストに50 Centミーガン・フォックスアンディ・ガルシアを迎えた今回は、さらにアジアを代表するアクションスターを招集。かつてのバーニーの仲間デーシャ役でタイ映画『マッハ!』のトニー・ジャー、最強の敵役ラフマト役でインドネシア映画『ザ・レイド』シリーズのイコ・ウワイスが参戦しており、かつてない肉弾戦にも期待が高まる。(編集部・入倉功一)

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