ジブリ『君たちはどう生きるか』ゴールデン・グローブ賞を受賞!
第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間7日に米ロサンゼルスで行われ、スタジオジブリの宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』がアニメーション作品賞を受賞した。日本作品の同部門受賞は史上初の快挙となる。
『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督が引退撤回後、『風立ちぬ』以来10年ぶりに発表した新作長編。これまでにニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞などのアニメーション部門を制しており、アカデミー賞ノミネートも本命視されている。北米ボックスオフィスランキングで首位デビューを果たし、北米興収は現在までに3,960万7,451ドル(約57億円)に到達。全世界興収は1億3,712万9,302ドル(約199億円)だ。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル145円計算)
なお、宮崎監督及びプロデューサー陣は授賞式には出席しなかった。また、『君たちはどう生きるか』は音楽賞に久石譲もノミネートされていたが、こちらは受賞ならず。音楽賞は『オッペンハイマー』のルートヴィッヒ・ヨーランソンの手に渡った。
『君たちはどう生きるか』のほかにゴールデン・グローブ賞アニメーション作品賞にノミネートされていたのは、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『マイ・エレメント』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』『すずめの戸締まり』だった。(編集部・市川遥)