吉川晃司『映画ドラえもん』で声優初挑戦 石丸幹二とゲスト声優「これまで以上に緊張」
歌手・俳優の吉川晃司と石丸幹二が、テレビアニメ「ドラえもん」の劇場版シリーズ第43弾『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』(3月1日全国公開)のゲスト声優に決定した。吉川はデビュー40周年にして声優初挑戦。石丸にとっても『映画ドラえもん』シリーズへの参加は初となる。
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』予告編
藤子・F・不二雄さんの生誕90周年記念となる本作は、“音楽”をテーマに、ドラえもんたちの壮大な冒険を描くオリジナルストーリー。音楽がエネルギーになる惑星ムシーカで作られた、“音楽【ファーレ】の殿堂”と地球の危機を救うために、ドラえもんたちが、世界から音楽を消してしまう生命体に立ち向かう。
吉川が声を担当するのは、音楽【ファーレ】の殿堂の総支配人で、惑星ムシーカの音楽家ロボットたちのリーダー・マエストロヴェントー。吉川は、初体験となったアニメのアフレコに「緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました」とコメント。一方で、「劇場まで観に行こうと思っているのですが、初声優なので自分のこれまでの作品以上に緊張しています(笑)」と笑いながら胸の内も明かしてる。
一方の石丸は、惑星ムシーカの音楽家ロボット・ワークナーの声を担当。指揮棒を振りながら歌うように話す、ミュージカル界を先導してきた石丸にぴったりな役どころ。本人も「作曲家・ワーグナーの存在を思い浮かべていました。そこで、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思い、監督も、やってみましょう、と。アフレコはとても楽しく、気づいたら大声で歌っていましたね(笑)」と役づくりを振り返り「僕の今までのイメージとは違うキャラクターが仕上がった」と自信をのぞかせる。
そのほかゲスト声優として、歌姫ミーナ役の芳根京子や、お笑いコンビ・かが屋(加賀翔、賀屋壮也)が参加。また、アーティストのVaundyが初めてアニメ映画の主題歌を書き下ろす。監督は今井一暁、脚本は内海照子が担当した。吉川晃司、石丸幹二のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
吉川晃司(マエストロヴェントー役)
お話をいただいた時はとても驚きました。初めてのアニメーションのアフレコは緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思 うので、はっきりと言葉を話すように努めました。演じたマエストロヴェントーは旋律をつかさどる音楽家ロボット。自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことは嬉しかったです。劇場まで観に行こうと思っているのですが、初声優なので自分が出演したこれまでの作品以上に緊張しています(笑)この作品は音楽の大切さを改めて感じることができ、感動的な大作に仕上がっていると思いますので、みなさん是非観てください。乞うご期待です。お楽しみに。
※オフィシャルインタビューより抜粋
石丸幹二(ワークナー)
ドラえもんの世界は子供の頃からの憧れでした。だから、声で参加できるとは夢のようです。今回、ワークナーという役をいただきました。僕は音楽をやっているので、作曲家・ワーグナーの存在をすぐに思い浮かべました。で、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思ったのですが……、監督も、やってみましょう、と。アフレコの時間はとても楽しく、気付いたら大声で歌っていましたね(笑)
こんなふうに台詞を発する経験は初めてです。僕の今までのイメージとは違うキャラクターが仕上がったのではないかな。きっとお客さんも楽しんでくれると思います。
心が温かくなって、音楽が大好きになる作品です。是非劇場でご覧になってください
※オフィシャルインタビューより抜粋