実写「幽☆遊☆白書」戸愚呂兄弟の制作過程が明らかに メイキング映像公開
12日、Netflixで配信中の実写ドラマシリーズ「幽☆遊☆白書」における、映像表現の裏側を映し出したメイキング映像が公開された。
本作は、1990年代を代表する冨樫義博の人気漫画を原作に、不慮の事故で死んでしまった高校生・浦飯幽助が、妖怪絡みの事件を解決する霊界探偵として蘇り、霊界を揺るがす事件に挑む姿を描いたバトルアクション。主要キャストに北村匠海(浦飯幽助役)、志尊淳(蔵馬役)、本郷奏多(飛影役)、上杉柊平(桑原和真役)、滝藤賢一(戸愚呂兄役)、稲垣吾郎(左京役)、綾野剛(戸愚呂弟役)らを迎え、実写化困難とも言われた人気コミックの映像化に挑んだ。
公開されたメイキングでは、第2話で描かれる、幽助と妖怪・剛鬼によるバトルの制作過程を公開。最先端のVFX技術を駆使した本作だが、その迫力の映像が、北村とスタントマンによる、肉体を駆使したハードなアクションによって成立したことが見てとれる。
さらに、戸愚呂兄弟を演じた綾野と滝藤が、日本人として初めて米ロサンゼルスにあるVFXスタジオ「スキャンラインVFX」で撮影に挑む姿も公開。体が一回転するような場面も全て「表情のみ」で演じるという、ハイレベルな演技が求められた撮影を振り返りながら「むしろこれは贅沢なこと」と語る綾野と、その熱気を受けた滝藤の姿を映し出すほか、戸愚呂弟が幽助の霊丸と対峙するシーンの裏側などの貴重な映像が、月川翔監督、VFXスーパーバイザーの坂口亮、VFXプロデューサーを務めた赤羽智史、アクション監督の大内貴仁らのインタビューと共に明かされている。(編集部・入倉功一)