「ウルトラマントリガー」豊田ルナ、寺坂頼我は“ずっとヒーロー” 恋愛ドラマで再共演、旅館スタッフから「ケンゴとユナだ」
特撮ドラマ「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」で共演した寺坂頼我と豊田ルナが20日、都内で行われたドラマ「恋は湯けむりの中で」の記者会見に出席し、ドラマで再会した感想を語り合った。会見には都丸紗也華、高鶴桃羽、平野宏周、小松準弥も参加した。
【画像】「ウルトラマン」で共演していた時の寺坂頼我&豊田ルナ
本作は、温泉地を舞台に男女視点で変わる恋愛模様を描いたオリジナルドラマ。南伊豆、伊香保、伊東を舞台に3つのエピソードがオムニバス形式で描かれる。
「ウルトラマントリガー」で主人公・マナカ ケンゴを演じた寺坂と、ヒロインのシズマ ユナ役を務めた豊田。二人は、オムニバスの一篇「誰にもバレるな! ワタシがカレを推さない理由」で、友達以上恋人未満の関係にある花井穂高、森永伊織をそれぞれ演じている。
寺坂は「『トリガー』で一緒だったのですが、まさかこんな役柄でまた一緒になると思っていなかったので、最初ちょっと気まずかったんです」と胸の内を明かすと、「でもずっと一緒にやっていたので、呼吸もあってやりやすかった」と感想述べる。
寺坂の話を聞いた豊田は、「わたしもまた共演できる嬉しさがありました。前回の関係性とは全然違う役柄だったので、とても楽しかった」と笑顔。「とてもやりやすかったです」と息があったコンビだったことを明かすと、「でもわたしは気まずくなかったですよ」と発言し、寺坂をあたふたさせる。
寺坂は穂高について「地味な役どころで、監督からは爽やかさとイケメンさをなくしてと言われたんです」と語ると、「これ自分で(イケメンと)思っていたのではなく、監督から言われたんですからね」と弁解。一方の豊田は、伊織という役について「底抜けに明るくおしゃべりな女の子。韓国が好きで韓国語を混ぜてしゃべるところに注目してください」とアピールしていた。
また、寺坂が「何も考えずに楽しめる作品です」と王道のラブコメであることを強調すると、ウルトラマンゼット/ナツカワ ハルキ役として「ウルトラマントリガー」にゲスト出演していた平野は、「この二人が主演だと、いろいろ考えちゃうよね」と突っ込みを入れていた。
本作に出演している男性陣は、共に特撮ヒーロー作品出身という共通点がある。寺坂のヒーロー然とした部分を聞かれた豊田は「ずっとヒーローなんですよ」と語り出すと、「スタッフさんに対しても、街を歩いている人も、撮影で訪れた旅館のスタッフも……どんな人たちにも分け隔てなく笑顔で接する。根っからのヒーローなんだなと思います。それは前の作品のときから感じていました」と絶賛する。
さらに、撮影地の旅館のスタッフに「ウルトラマントリガー」のファンがいたようで、「大好きなんです」と声を掛けてもらえたことに感動したという豊田。寺坂も「旅館のスタッフの方が、僕らを見て『ケンゴとユナだ』と驚いてくださったのを見て、嬉しかったです」と撮影エピソードを披露していた。(磯部正和)
ドラマ「恋は湯けむりの中で」1月26日24時よりテレビ神奈川にて放送開始(PrimeVideo、U-NEXTほかで見逃し配信予定)