マ・ドンソク、20年来の盟友とタッグを組んだ最新主演作で新境地を開拓!
韓国のみならずハリウッドにも進出し、“マブリー”の愛称で知られるマ・ドンソク主演のNetflixオリジナル映画『バッドランド・ハンターズ』(Netflixにて1月26日より配信開始)の製作報告会がソウル市内のホテルで開催され、共演のイ・ヒジュン、イ・ジュニョン、ノ・ジョンウィ、アン・ジへ、そしてホ・ミョンヘン監督と会見に臨んだ。
『バッドランド・ハンターズ』は、大地震によって世界が崩壊し無法地帯と化したソウルを舞台に、狂気の医者ヤン・ギス(イ・ヒジュン)に捕らえられ少女スナ(ノ・ジョンウィ)を救出するため、恐れ知らずのハンター、ナムサン(マ・ドンソク)が立ちはだかる危険の中に飛び込んでいくアクション超大作。武術監督出身のホ・ミョンヘンの監督デビュー作であり、20年来の盟友であるマ・ドンソクがプロデュースし、主演も務めた。
ホ監督のアクションに惚れ込み、演出家としてデビューするときは自分がひと肌脱ごうと考えていたマ・ドンソクは、本作に企画段階から参加。アクションシーンは満載だが、これまでとはひと味違うと語る。「私はボクシングをやっていたし、『犯罪都市』シリーズではリアルなアクションを演じていました。ですが、今回は拳だけでなく、拳銃や散弾銃といった武器を使ったアクションデザインをホ監督が演出しました。言葉で表現するのは難しいですね」と自身にとってアクションの新境地であったことを明かす。
とはいえ、20年来の仕事仲間でもあるホ・ミョンランとは、互いに何を考えているかがわかる関係。「アクションについて考えていることが違っていても、いざ撮影現場に行けば、監督の考えていることがわかるし、監督も然りで最高のパフォーマンスが出せました。出演した俳優も皆さんがんばってよい演技をしてくれ、ケミストリーは200%です」と撮影を振り返った。これには共演者も同意しており、撮影現場の雰囲気の良さを明らかにしていた。
本作がデビュー作だが、「これまでアクションにだけ気を使っていたのが、セリフや他のことにも気を回すくらい」と気負いなく臨めたというホ監督。マ・ドンソクも「アクションはただ動くだけでなく、そこにはドラマもあれば感情もある。彼はアクションを通じてすでに演出していたのです。彼は間違いなく最高の監督の一人であり、機会があればまた一緒にやりたい」と監督としての才能を見出し、その非凡さを絶賛していた。(土田真樹)