朝ドラ「虎に翼」尾野真千子が語りに決定!
伊藤沙莉が主演を務める2024年度前期の連続テレビ小説「虎に翼」の語りが、尾野真千子に決定した。
本作は、日本初となる女性弁護士になり、のちに女性として初となる裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルにした法曹の世界を描く物語。ドラマ「恋せぬふたり」などを手掛けた吉田恵里香が脚本を担当し、伊藤演じる主人公・猪爪寅子の生涯を描く。
語りを担当する尾野は、著名ファッションデザイナーとして活躍するコシノヒロコ、ジュンコ、ミチコの“コシノ3姉妹”を育て上げ、自らも晩年同じ職で活躍した小篠綾子さんをモデルにした2011年の連続テレビ小説「カーネーション」でヒロイン・小原糸子に抜てきされ、10代から50代までを演じた。
尾野は「ナレーションを務めさせていただく尾野真千子です。仲良しの伊藤沙莉だから、慣れ親しんだ朝ドラだからと舐めておりました。マイクの前に立った瞬間、緊張して文字が歪みました。が、それぞれの事、人に寄り添いながら楽しく声を言葉を伝えて参ります!よろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せている。
また、尾野と交流のある主演の伊藤も「好きな最高の先輩のお名前をお聞きし、極上の喜びはもちろんのこと、なんだかとても感慨深くなりました。この作品の語りは、真千子さんだからこそ最高の贅沢なものになると思います。真千子さんと知ってからは、語りや心の声がより近く心強いものとなり、演じる上でもとても支えとなっています。早く合体したいです!」と意気込みを明かした。(高橋理久)