『ゴジラ-1.0』視覚効果賞ノミネート!日本映画初の快挙
第96回アカデミー賞
第96回アカデミー賞のノミネーションが23日に発表され、山崎貴監督作『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞にノミネート。日本映画初の快挙を達成した。
山崎監督が脚本、VFXを兼任した『ゴジラ-1.0』は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』など、莫大な予算をかけたハリウッド大作がひしめくなか、視覚効果賞の“最終候補作リスト”入り。山崎監督はアメリカに渡り、ノミネート作品を決めるための「Bake Off」(ショートリスト作品についてのプレゼンテーション)に参加するなどロビー活動を展開していた。
第96回アカデミー賞授賞式は3月10日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催。『ゴジラ-1.0』が受賞すれば、日本映画はもちろん、アジア映画にとって初の快挙となる。
『ゴジラ-1.0』は、戦後日本に出現したゴジラが、何もかも失ったこの国を、無(ゼロ)から負(マイナス)にたたき落とすシリーズ最新作。日本国内における興行収入は、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』を含め、54億5,000万円を突破。昨年12月1日から公開されたアメリカでも邦画実写として歴代1位となる5,100万ドル(約74億円)に到達するヒットを記録している。(数字はBox Office Mojo調べ)(編集部・入倉功一)