“悪魔の子“ダミアン誕生の物語『オーメン：ザ・ファースト』逆再生が不穏すぎる特報映像 4月5日公開決定
“666”のアザを持つ悪魔の子・ダミアンをめぐる惨劇を描いた大ヒットホラー『オーメン』(1976)の前日譚（たん）となる新作映画が『オーメン：ザ・ファースト』のタイトルで4月5日に世界同時公開されることが決定し、特報映像とティザーポスタービジュアルが初公開された。
『グーニーズ』『スーパーマン』などを手掛けたリチャード・ドナー監督がメガホンを取ったオリジナル版『オーメン』は、6月6日午前6時に誕生した、悪魔の子・ダミアンに翻弄される人々の恐怖を数々のショッキングシーンと共に描いたホラー映画の金字塔。大ヒットを受けて『オーメン2／ダミアン』（1978）、『オーメン／最後の闘争』（1981）、『オーメン4』（1991）とシリーズ化され、2006年にはリメイク版が公開。2016年にシリーズ化もされるなど話題を呼んだ。
本作は、その恐怖のはじまりを描く前日譚。ローマのある教会で新たな人生を歩み始めたアメリカ人女性マーガレットが、悪の化身を生み出そうとする、恐るべき陰謀を知ってしまったことから、ダミアン誕生の謎へとつながる、おぞましい真実に迫っていく。
特報映像は、不安な気持ちをかき立てるような、違和感たっぷりのサウンドと共に、逆再生された不可解なシーンが連続する不穏な仕上がり。映像のラストには、逆再生すると前作に通ずるあるセリフが隠されているといい、多くの謎を秘めた物語への期待が高まる。
主人公マーガレットを演じるのは、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 第五章：竜との舞踏」や「サーヴァント ターナー家の子守」などに出演したネル・タイガー・フリー。名優ビル・ナイや『蜘蛛女のキス』（1985）のソニア・ブラガ、『ウィッチ』（2015）のラルフ・アイネソンなどベテラン勢が脇を固める。監督は新鋭アルカシャ・スティーブンソンが務め、脚本はティム・スミスが担当、『ダークナイト』『マン・オブ・スティール』の原案、脚本を手掛けたデヴィッド・S・ゴイヤーがプロデュースする。（編集部・入倉功一）
映画『オーメン：ザ・ファースト』は4月5日より全国公開