狂ってる…「正直不動産2」神木の“教育的指導”に恐怖!
山下智久主演のドラマ「正直不動産2」(NHK総合・毎週火曜よる10時~10時45分ほか・全10話)の30日放送・第4話でディーン・フジオカ演じる悪魔的営業マン・神木涼真の部下への“教育的指導”シーンを巡って、SNSでは戦慄の声で騒然となった(※一部ネタバレあり)。
【画像】正直の風吹き荒れる財地 佐藤寛太、恒松祐里ら第4話場面写真
大谷アキラ(漫画)、夏原武(原案)、水野光博(脚本)による同名漫画に基づく本作。第4話「信用って何だ?」は、永瀬財地(山下)の部下で、Z世代の新入社員・十影(板垣瑞生)を軸にしたエピソード。水商売の藤森(佐藤寛太)とその恋人・美玲(恒松祐里)の案件で、十影が初めて成約が取れそうになるが、藤森の過去のカード事故が原因で賃貸保証会社の審査が通らず、二人の仲もぎくしゃく。早々に暗礁に乗り上げる。
~以下、第4話のネタバレを含みます~
一方、ライバル会社・ミネルヴァ不動産でダントツのトップをキープする神木。かつては花澤(倉科カナ)についていた若手の西岡将生(伊藤あさひ)も今や神木に心酔していたが、話題を呼んだのが、その西岡が神木に教えを乞うシーン。「俺、神木さんについていきます」と目を輝かせ、「どうやったら業界ナンバーワンになれるのか教えてください」と訴える西岡。神木は西岡を給湯室に連れて行くと、流しにたっぷりと水をため「顔をつけろ、できるだけ長く」とニッコリ。
西岡が恐る恐る水に顔をつけ、しばらくののち顔をあげようとしたその瞬間……! 神木はおもむろに西岡の頭を押さえつけて水に沈め、西岡はもがき苦しんだすえ「殺す気かよ!」と声を荒げた。しかし、神木は爽やかに「今、何がしたかった?」と問い、「決まってんだろ、息がしたかったよ」と激高する西岡に「それだ! 今、呼吸をしたいと思ったのと同じぐらい強く業界ナンバーワンになりたいと思え。そうすれば必ず成功する」「安心しろ、人間なんていくらでも変われる。本気で望めばな」と助言すると不敵な笑みを浮かべながら立ち去り、軽やかにタップのステップを踏んでいた。
基本はコメディー、人情ストーリーが主軸のシリーズだが、まるでサスペンスドラマのワンシーンのような恐ろしい一幕に視聴者は騒然となった。SNSは「怖い怖い怖い」「エグいな」「まじで狂ってる」「やばいよ神木さん…」「サイコパスだろ」「目はやっぱり笑ってない」「タップダンス不気味過ぎるんだけど…」と戦慄の声であふれ、震え上がる人が続出。なお、次週・第5話の予告には神木が「おまえの口で友人を地獄へ叩き落とせ」という恐ろしい言葉を吐くシーンが見られる。
一方で、癒やしの爆笑シーンも盛りだくさん。光友銀行の融資担当・榎本(泉里香)、光友信用保証の幹部社員・愛原(松本若菜)、永瀬の後輩・月下(福原遥)が居酒屋で繰り広げた勘違い妄想トークには「この女子会、参加したいw」とほっこり。社長の登坂(草刈正雄)とマダム(大地真央)を相手にした永瀬の爆弾のような“正直トーク”では、「少し酔ってるかもしれません……」という苦しまぎれの一言で乗り切ろうとする永瀬に、wマークのリアクションが続々寄せられていた。(編集部・石井百合子)