『ファンタスティック・ビースト』第3弾と『ハリー・ポッター』シリーズのつながりは?
2日、「金曜ロードショー」(よる9時~)にて、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が本編ノーカットで地上波初放送される。『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、『ハリー・ポッター』シリーズより少し前の時代が舞台であることから、リンクしている点も多い。本作ではどんなつながりがあるのか?
シリーズ第3弾となる本作では、力を増す“史上最悪の黒い魔法使い”グリンデルバルドに立ち向かうため、魔法動物学者ニュートが寄せ集めの凸凹チームを結成して立ち向かうさまが描かれる。
『ハリー・ポッター』シリーズと直接のつながりはないが、おなじみのアイテムやキャラクターが登場する。演じている俳優は異なるが、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』にも登場した、アルバス・ダンブルドアの弟・アバーフォース・ダンブルドアが重要な役どころで登場する。また、グリフィンドールの寮監でもあるミネルバ・マクゴナガル先生も、若かりし日の姿でちらりと姿を見せる。
特に注目したいのは、ダンブルドア先生の妹アリアナの肖像画。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』にも登場した肖像画だが、彼女について『ハリー・ポッター』シリーズで多くは語られていなかった。『ダンブルドアの秘密』では、知られざる妹のエピソードが明かされる。
また、ホグズミード村やホグワーツ魔法魔術学校の様子など、『ハリー・ポッター』シリーズではおなじみの場所を見ることができるほか、不死鳥、必要の部屋、金のスニッチ、はりつけの呪文など、『ハリー・ポッター』シリーズとのリンクを感じさせるアイテムが、数多く登場するので見逃せない。(今井優)