「マンダロリアン」カール・ウェザースさん死去、ジョン・ファヴロー監督が追悼「彼は子供の頃からのヒーロー」
『スター・ウォーズ』実写ドラマ「マンダロリアン」に出演した俳優カール・ウェザースさんが、現地時間1日に亡くなったことを受け、ドラマの企画・製作総指揮を務めるジョン・ファヴロー監督が、米公式サイト「StarWars.com」を通じて追悼コメントを発表した。
【画像】「マンダロリアン」で抜群の存在感を放ったカール・ウェザースさん
カールさんは、賞金稼ぎギルドのリーダーであるグリーフ・カルガ役としてシーズン1からシーズン3まで出演。「チャプター12:包囲」(シーズン2第4話)、「チャプター20:孤児」(シーズン3第4話)ではエピソード監督も兼任した。
ファヴロー監督は「衝撃的な喪失に打ちひしがれています」と公式サイトでコメント。「彼は子供の頃からのヒーローで、彼に出会い、一緒に仕事ができて本当に幸せです。彼は若者のようにエネルギッシュで好奇心があり、長年のキャリアと生活に基づく豊富な知識を兼ね備えた人でした」と故人を偲んだ。
また、「マンダロリアン」の主人公ディン・ジャリンを演じるペドロ・パスカルさんも自身のInstagramを更新。カールさんの写真を添えて「言葉が出ません」と心境をつづっている。
ルーカスフィルムは先日、マンダロリアンを主人公とする劇場用映画『ザ・マンダロリアン&グローグー(原題) / The Mandalorian & Grogu』の製作を発表したばかり。同作にグリーフ・カルガが登場するのか、今後の作品でカールさんの代役を立てるかなどは明かされていない。(編集部・倉本拓弥)