『モアナと伝説の海2』今年11月公開!サプライズ発表
ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海』(2016)の続編が、今年11月27日に全米公開されることになった。米ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOがCNBCに明かした。
太平洋に伝わる不思議な伝説に基にした『モアナと伝説の海』は、海に選ばれた16歳の少女モアナと、伝説の英雄マウイの冒険を描いたミュージカル・ファンタジー・アドベンチャー。続編の制作が進行していることは今まで明らかになっておらず、年内に公開されることまで決まっているというサプライズとなった。
この続編はもともとテレビシリーズ用に制作されていたが、その映像に感銘を受けたアイガーが劇場公開へと切り替えたのだという。『モアナと伝説の海』は昨年、アメリカで最も長い時間ストリーミング鑑賞された(=繰り返し鑑賞された)映画となっており、その人気ぶりも劇場公開決定の後押しとなったと思われる。
続編の監督はデイヴ・デリック・Jrで、音楽はアビゲイル・バーロウ&エミリー・ベアー、前作からの続投となるオペタイア・フォアイとマーク・マンシーナが担当している。「どこまでも ~How Far I'll Go~」や「俺のおかげさ」というキャッチーな曲を書いたリン=マヌエル・ミランダは続投していない。
併せて、続編の初ビジュアルも公開。モアナとマウイが新たな冒険に繰り出していることが見て取れる。あらすじでは、先祖たちからの予期せぬ知らせを受け取ったモアナが、マウイ、そして新たな船員と共に、オセアニアのはるかな海へ旅立ち、今までにない冒険をすることになる、と紹介されている。
なお『モアナと伝説の海』は実写映画版も進行中で、こちらは2025年6月27日に全米公開予定。アニメーション版でマウイの声を担当したロック様ことドウェイン・ジョンソンが実写版で同役を再演し、リン=マヌエル・ミランダが手掛けたミュージカル「ハミルトン」「イン・ザ・ハイツ」の演出家として知られるトーマス・ケイルが監督を務める。(編集部・市川遥)