「おっさんずラブ」今夜第6話、春田がまさかのマリッジブルー バレンタインで交差する“おっさん”たちの思い
田中圭が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(毎週金曜夜11:15~深夜0:15・全9話)の第6話が今夜9日に放送される。
本作は、“おっさん”たちのピュアな愛を描いてブームを巻き起こした、2018年放送の連続ドラマ「おっさんずラブ」の続編。新婚生活を送る“はるたん”こと春田創一(田中)と牧凌太(林遣都)もとに、早期退職で家政夫となった元上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が乱入。おなじみの登場人物たちや、隣人の和泉幸(井浦新)と六道菊之助(三浦翔平)まで加わり、それぞれが新しい愛のカタチを模索していく。
第5話では春田と牧の新婚旅行が描かれ、陶芸体験のバックハグなど、2人のイチャイチャぶりがSNSで話題に。クライマックスでは、“お世話係”として2人に同行した武蔵と、旅先で一緒になった和泉と六道を交えた、それぞれの切ない思いが噴出する大乱闘が描かれた。
波乱の新婚旅行から数週間後、第6話では、バレンタイン・ウェディングに向けて準備に大忙しの春田と牧が再びすれ違う。仕事が多忙を極める牧は、ウェディングプランナーとの打ち合わせにも間に合わず、代わりに同席した武蔵が、優柔不断な春田に代わって決定を下すことに。
当初の見積からずいぶんと変わったプランに牧は、自分が悪いとわかっていても、気持ちはモヤモヤ。一方の春田は、タキシードの試着日にまで大遅刻してしまった牧に対して、仕事を応援したい気持ちはありながらも「一生に一度の結婚式なのに!」という思いが抑えられずしょんぼり。自分だけが空回りをしているような寂しさを感じ始めた春田は、「このまま結婚して、ちゃんと家族になれるのだろうか?」という負の思考にまで突き進み、完全なマリッジブルーに陥ってしまう。果たして2人は、この危機を乗り越えて、無事に結婚式を挙げることができるのか。
一方、“姑”という立場で2人を見守ると決めた自分の気持ちに、本当にそれでいいのか考え始める武蔵、元恋人・秋斗(田中圭・二役)と瓜二つな春田に恋をしていることを自覚した和泉、そんな和泉との叶わぬ恋に苦悩する六道、そして、元カレ・牧が最高の恋人だったと気づいた恋愛迷子の武川部長(眞島秀和)。そんなやり場のない思いに悩む“おっさん”たちが、バレンタインデーの結婚式会場に集結。彼らの思いを乗せたチョコレートは誰の手にわたるのか。それぞれの複雑な思いが交錯し始める。(編集部・入倉功一)