『Dead by Daylight』ハリウッド版、ゲームファンに向けた映画に!ブラムハウスCEOが進捗状況明かす
人気ホラーゲームの実写版『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(公開中)を引っ提げ来日したブラムハウス・プロダクションCEOのジェイソン・ブラムがインタビューに応じ、同じく人気ホラーゲームを映画化する「Dead by Daylight」(デッド・バイ・デイライト)の進捗状況を明かした。
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「Dead by Daylight」は、2016年に発売された非対称マルチプレイゲーム。キラーと呼ばれる殺人鬼1人と、4人の生存者(サバイバー)に分かれて、生きるか死ぬかの鬼ごっこを繰り広げる。人気ホラー映画&ドラマとのコラボレーションも話題となり、全世界のプレイヤー数は6,000万人を突破している。
映画版の進捗について「現在、監督と脚本家探しを行っているところ。映画化に向けての最優先事項だ」と明かしたブラム。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』と同様に、ゲームファンに向けた作品になると予告している。
「『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』と同じアプローチを取るつもりだ。ゲーム未経験の人に気を遣いすぎるのではなく、原作を愛するファンに向けて製作する。ゲームをプレイしたことがある人は、ぜひ映画館に足を運んでいただきたい。それ以上のことは望まないよ」
本作は、現代ホラーを数多く手がけるジェームズ・ワン(『死霊館』シリーズ)が率いる製作会社アトミック・モンスターとの共同製作となる。ブラムハウスとアトミック・モンスターは、今年1月に合併することを正式に発表した。両社の展望について、ブラムは「引き続き、ホラー映画をプロデュースしていく。会社を一つにまとめることはしない」と明言。独自のアプローチで映画を成功させた経験をもとに、ブラムハウスとアトミック・モンスターのブランド力を守っていくと話した。
ブラムハウスは、2025年に年8本の新作をリリースすると話すブラム。人気アメコミ「スポーン」を再実写化した『スポーン(原題) / Spawn』や、日本でも人気を博した恐怖のAI人形を描く『M3GAN/ミーガン』の続編がラインナップに含まれるといい、「すでに他の作品についても考えている。いずれも違うタイプの作品になると思う」と期待をあおった。(取材・文:編集部・倉本拓弥)