錦戸亮「不適切にもほどがある!」ゲスト出演決定 「ごめんね青春!」以来10年ぶりTBSドラマ
歌手・俳優の錦戸亮が、今夜第4話が放送される、阿部サダヲ主演のTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜よる10:00~)の第5話にゲスト出演することが明らかになった。
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宮藤官九郎が脚本を手がける本作は、2024年にタイムスリップしてしまった、1986年に暮らす昭和オヤジ・小川市郎(阿部)が、過去と現在を行き来しながら、コンプライアンス無視の「不適切」発言で令和の空気をかき回すコメディー。錦戸は、昭和時代に登場する「重要な役柄」で第5話に出演する。
錦戸のTBSドラマへの出演は、本作と同じく磯山晶プロデューサーと宮藤がタッグを組んだ日曜劇場「ごめんね青春!」(2014)以来、約10年ぶり。ゲスト出演にあたり、「作品に1話だけお邪魔するというのはあまりない経験。演じるうえでも気合が入りましたし、磯山さんと宮藤さんの作品は、ほかの作品にゲストで出るのとはわけが違う」と意気込みを語っている。
先週放送された第3話では、本人役で出演した八嶋智人の活躍や、昭和と令和のテレビ番組の対比、ハラスメントのガイドラインをうたったミュージカルシーンなどが反響を呼んだ本作。第4話では、市郎(阿部)のスマホ依存が加速し、令和のメッセージアプリにおける問題が浮き彫りに。さらに昭和では、キヨシ(坂元愛登)にモテ期が到来したことで、嫉妬した純子(河合優実)が二股だと騒ぎ立てる事態に発展する。
錦戸亮、磯山晶プロデューサーのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
錦戸亮
磯山晶プロデューサーと脚本・宮藤官九郎さんという日本のドラマ界において強固なタッグのお二人にまた呼んでもらえて光栄です! 作品に1話だけお邪魔するというのはこれまでにあまりない経験なので、演じるうえでも気合が入りましたし、磯山さんと宮藤さんの作品は、ほかの作品にゲストで出るのとはわけが違うんですよね。スタッフさんに知ってる人もいっぱいおったし、河合優実さんや、今回は会わなかったけど仲里依紗さんとも『離婚しようよ』で共演してるし。河合さんとは1年くらい前には親子の役で共演していたのに、今回2人ですごい恰好してるので(笑)、そこも見てほしいですね。先日も撮影後にその衣装で写真撮ったりして、そういういろいろな再会があった作品でした。
宮藤さんの作品は、突拍子がなかったり、いきなりクレイジーになるときもあるけど、締まるところは締まるみたいなところが絶妙。台本は1話から全部いただいて読んだんですけど、読むのが楽しかったです。だからこのドラマに携われることに撮影前からずっとウキウキしてました。
僕自身、最後はホンマにどうなるかわからんし、早く結末知りたいし・・・毎週金曜日がとにかく楽しみ! この作品は(僕にとって)1話からちゃんと全部見るドラマに確定してるから、視聴者の皆さんもそうなってくれるとうれしいなと思います。すごく面白いドラマに参加できて僕はラッキーでした!
磯山晶
「流星の絆」(2008年)で初めてご一緒してから、15年! 「ごめんね青春!」(2014年)で主演、去年は、Netflix「離婚しようよ」で久しぶりにお仕事ができました。ずっと大好きな俳優さんですが、美しく年齢を重ねて、ますますいい男になっているし、芝居の面でも進化しているのを感じます。宮藤さんと私の間では、脚本のイメージを100%体現してくれる信頼できる存在です。今回はとても難しい役なので、錦戸くんに任せたいと思いました。久しぶりの地上波! ゲストですが、深い爪痕を残してくれたので、是非お楽しみに!