土屋太鳳、育児&仕事の両立で時が流れる早さ実感「もっと味わいたい」
俳優の土屋太鳳が23日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『マッチング』初日舞台あいさつに登壇。土屋は「今年マッチングしたいことは?」という質問に「時間とマッチングしたい」と育児と仕事の両立について語っていた。イベントには、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキ、真飛聖、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督も参加した。
本作は、映画『ミッドナイトスワン』などの内田英治監督が完全オリジナル脚本で描く新感覚サスペンス・スリラー。ウエディングプランナーとして充実した日々を送りながらも、恋愛に消極的な主人公・輪花(土屋)が、同僚に勧められたマッチングアプリを利用したことから起こる恐怖を描く。
1年半前に撮影された作品がようやく公開を迎えた。この日の舞台あいさつは、全国200館の劇場で生中継されたが、土屋は「この作品と観てくださる方がマッチングされました」と語ると「映画ならではの刺激的な世界観を体感していただけたかと思います」と公開を喜んだ。
作品タイトルにちなんで「今年マッチングしたい人、もの、こと」というお題でトークが展開するコーナーも。「時間とマッチング」とフリップに記入した土屋は、2023年1月1日に片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)との結婚および第1子妊娠を発表し、同年8月に出産も報告していたが「育児とお仕事を一緒にやっているので、時間が経つのが早すぎるんです。もっと時間を味わいたいし噛みしめたい。時間とマッチングしたいです」と語っていた。
公開後から「怖い」という評判になっている本作。メガホンを取った内田監督は「僕的には少しぬるい感じで、もうちょっといろいろやれたかなと反省しているんです」と苦笑したが、土屋は「今年の干支は、十二支のなかで唯一架空の生き物である辰年ですが、辰は人の心を通して初めて見える生き物。今年は人の心を表す年になるのかなと思っています。この作品も観てくださる方々の心を通して見えてくるものがたくさんあると思うので、ぜひ感想をお待ちしています」と作品に込めた思いを語っていた。(磯部正和)