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青木崇高、マ・ドンソクとの共演で『るろ剣』アクションチームに連絡!

マ・ドンソクとの共演を振り返った青木崇高
マ・ドンソクとの共演を振り返った青木崇高

 俳優の青木崇高が23日、新宿ピカデリーで行われた映画『犯罪都市 NO WAY OUT』初日舞台あいさつに登壇した。青木は「この日を待ち望んでいました」とハイテンションであいさつすると、主演を務めるマ・ドンソクとの共演に「下手なアクションは見せられない」と気合十分で作品に臨んだことを明かした。

【画像】悪党一掃!マ・ドンソクが主演『犯罪都市 NO WAY OUT』

 本作は『新感染 ファイナル・エクスプレス』『エターナルズ』などのマ・ドンソクが主演を務める『犯罪都市』シリーズの第3弾。ベトナムで凶悪犯たちを一掃してから7年後を舞台に、ソウル広域捜査隊に異動した刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)が、新たな敵に立ち向かう姿を描く。

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 青木はマ・ソクト刑事と敵対する日本のヤクザで冷酷な解決屋・リキを演じたが「オファーだったのかオーディションだったのか正直わからなかった」と明かすと「コロナ禍で、監督やプロデューサーとビデオ面談をしました。その際にもらっていたプロットを参考に自分なりのヤクザ像をイメージしていったら、面白がってくれた」と振り返る。

 正式な出演が決まった際、青木は「あのマ・ドンソクさんとやれるんですよ」と興奮したというと「下手なアクションは見せられないと思って、(青木が出演したシリーズ)『るろうに剣心』のアクションチームに連絡をとりました」とアドバイスをもらいながら、刀のアクションをイメージしていったという。

 実際韓国に行って日本刀の殺陣を行うと、地元のアクションチームから「ちょっと違う」と言われたそう。青木は「日本の時代劇で刀を使うと、どこか精神性の強さが表現されるのですが、今回僕が演じたリキは武器として日本刀を見ている。よりアグレッシブさが要求されました」とやり取りを述べると「取り入れるのに時間はかかりましたが、普通の刀のアクションとは違うハイブリッドな形になっていると思います。どうでしたか?」と客席に問う。すると会場からは大きな拍手が巻き起こった。

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 マ・ドンソクについて「大先輩であり、韓国を代表する国際派俳優。大ファンだったので、お会いしたときは天にも昇るような気持ちだった」と語るが、実際対峙すると「とにかくでかいしすごい。地面に平行にぶっ飛んだような感じで、地獄でした」とハードだったことを明かし客席を笑わせた。

 それでも普段は「ドンソク兄貴」と呼ぶぐらいフレンドリーに接してくれたそうで「最高の環境を作っていただきました」と感謝すると「ドンソクさんはおちゃめで柔和、でも頼れる。本当に尊敬できる方です」と青木の口からは賛辞が止まらなかった。

 すでに第4弾も完成し、ベルリン国際映画祭で上映されることも決定している。青木は「ドンソクさんはパート8までのプランがあるとおっしゃっていて、このシリーズに捧げると話していました」と明かすと、「今回は敵でしたが、いつかバディーや仲間として、またコメディーなどでドンソクさんと共演出来たら」と未来に思いを馳せていた。(磯部正和)

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