「光る君へ」ずぶ濡れ小麻呂の安否に話題集中!
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で話題沸騰の猫の小麻呂。左大臣の娘・源倫子(黒木華)の愛猫として登場して以来、その愛らしさで視聴者を魅了していたが、25日放送・第8回では前話のラストで起きたハプニングから小麻呂の安否に関する話題で持ちきりとなり、「こまろちゃん」がXのトレンド入りをした(※一部ネタバレあり)。
前話・第7回「おかしきことこそ」では藤原道長(柄本佑)、藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)らが打毬(だきゅう)試合に参加。体調不良で不参加となった行成(渡辺大知)に代わって、散楽の一員である直秀(毎熊克哉)が急遽“道長の弟”として飛び入り参加したこともあって、見学していた倫子、ききょう(清少納言/ファーストサマーウイカ)、まひろ(吉高)ら姫たちと同様、視聴者たちも4人の勇姿に大いに沸いた。……はいいものの、試合が終わると雨が降り出し、倫子が連れてきた小麻呂が逃亡。まひろが捜しに行くことに。
必死に小麻呂の行方を追っていたまひろだが、偶然、公任、斉信らが姫たちの品定めトークで盛り上がっているのを聞いてしまい、「(まひろに対して)あれは地味でつまらん」(公任)、「あれはないな」(斉信)、「女ってのは本来、為時の娘みたいに邪魔にならないのがいいんだぞ。あれは身分が低いからダメだけど」(公任)、「女こそ家柄が大事。そうでなければ意味がない」(公任)などと聞くに堪えない会話にショックを受けたまひろはその場を立ち去った。
~以下、第8回のネタバレを含みます~
一方、小麻呂は草むらでずぶ濡れになっており、視聴者たちはまひろに存在を忘れられてしまったのかと気を揉んでいた。その後、小麻呂がどうなったのかわからないまま終わっていたため、第8回の放送が始まるとSNSでは「小麻呂は?」「あの…猫は?」「小麻呂ちゃんはお元気ですか?」「こまろはどうなった?」「無事かどうかだけでも教えてくれ」と小麻呂の安否に関する話題で集中。倫子のサロンのシーンで無事、元気な小麻呂の姿が確認されるなり「小麻呂ちゃんいた!」「小麻呂の無事を確認」「よかった、見つかったのね」「ほっとした」「いつ帰ってきたの?」と胸をなでおろす声が続いた。
サロンの場面の後も、倫子の父母・雅信(益岡徹)&穆子(石野真子)の会話シーンで姿を現した小麻呂。いつものように小麻呂を見かけなかったかと駆けつけてきた倫子に、穆子は「あなたは猫にしか興味がないの?」とあきれ気味だったが、倫子と同様、視聴者の間でも小麻呂が癒やしの存在として人気を博している。(石川友里恵)