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「光る君へ」道兼の虐待説、自作自演か?ネットで議論白熱

第8回「招かれざる者」より為時(岸谷五朗)と道兼(玉置玲央)
第8回「招かれざる者」より為時(岸谷五朗)と道兼(玉置玲央) - (C)NHK

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の25日放送・第8回では、藤原兼家(段田安則)の息子・道兼(玉置玲央)への虐待説が浮上し、SNSではこの描写を巡ってさまざまな意見や推測が飛び交っている(※ネタバレあり。第8回の詳細に触れています)。

【画像】道兼の訪問にまひろは…

 第8回「招かれざる者」では、兼家が突如倒れて意識不明の状態となり、その安否を巡って右大臣家は大騒ぎに。一方、道兼がまひろの父・為時(岸谷五朗)に会いに行くため、突然の訪問。まひろが母ちやは(国仲涼子)の仇と対峙する悪夢のような展開となった。

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 父・兼家に虐待されていたことを打ち明け、為時の同情を誘った道兼。腕には痛ましい痣があり、兄・道隆(井浦新)や弟の道長(柄本佑)と違って、幼いころからかわいがられることなく殴られたり蹴られたりの日々だったこと、宮中にあがっても右大臣の息子というだけで遠ざけられると切々と不遇の身を語る道兼に胸を痛める為時だったが、まさか家を訪ねてくるとは思いもせず、乳母のいと(信川清順)に道兼の訪問を告げられると仰天。さらに間の悪いことに、そこにまひろが帰宅。一度はショックのあまり立ち去るまひろだったが、何を思ったのか酒の席に現れると「お耳汚しに……」と琵琶を奏で道兼をもてなした。

 道兼は6年前に殺害した女が為時の妻とまったく知らない様子で、琵琶は誰に習ったのか、母はどうしているのか、なぜ亡くなったのかとまひろを質問攻め。母の記憶を思い返しながら、かろうじてその場を切り抜けるまひろの痛ましい姿にSNSでは「最悪の瞬間すぎる…」「知っててやってきたのか?」「あああ、地獄」「地雷に火をつけて回る道兼」「どういう魂胆?」「まひろ、どんな気持ちだろう…」「辛い辛い辛い」「なんという緊迫感…」と悲痛の声が相次いだ。

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 一時は実父からの虐待に苦しんできたという道兼に対する同情も寄せられていたが、道兼が為時にその事実を打ち明ける前に、突如目を覚ました兼家に道兼が驚愕する場面があったため、「裏があるように見える」「狂言ではなく?」「何企んでるの?」などの疑惑も。さらには、これまで道兼を右大臣の息子として嫌っていた花山天皇(本郷奏多)が、為時の口添えによって一転して同情に変わるという筋書きも“出来過ぎ”とあって、「全部策略だったりする?」「為時、利用されている?」「花山天皇に取り入るための下準備だった?」「兼家の策略にしか見えない」といった意見もあり、兼家が糸を引いているとの見方も多い。(編集部・石井百合子)

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