「忍びの家」眉なし忍者あやめ役はだれ?圧倒的存在感の仲万美
世界的ヒットを巻き起こしているNetflixオリジナルシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2月15日よりNetflixで世界独占配信中)で、俵家と敵対する風魔一族の男・辻岡洋介の片腕“あやめ”を演じる仲万美の圧倒的な存在感が話題となっている。(※一部ネタバレを含みます)
本作は、現代の日本を舞台に、過去のとある任務をきっかけに忍びであることを捨てた現代最後の忍び一家・俵(たわら)家が、国家を揺るがす史上最大の危機と対峙していく完全オリジナルストーリー。主人公・晴(はる)を演じる賀来賢人をはじめ、江口洋介、木村多江、高良健吾、蒔田彩珠、番家天嵩、宮本信子らが俵家の面々にふんし、気鋭のデイヴ・ボイルが監督を務めた。
あやめは、山田孝之演じる、新興宗教・元天会の教祖であり、俵家と敵対する風魔一族の男・辻岡洋介の片腕として活躍する忍び。眉なし、黒髪のロングヘアのルックスで怪しく微笑み、第1話の登場シーンから強烈なインパクトを残しており、SNSでも「心を奪われてしまった」「あやめ様が綺麗すぎる」「キャラ的に超好き」「あやめがかっこよくてハマります!」など、その魅力に沼る人が続出している。
そんなあやめを演じる仲は、1992年6月15日生まれ、熊本県出身の31歳。アーティスト、モデル、そして今は女優として活動中だが、その名を知られるようになったのは、20年以上のキャリアを誇るダンサーとして。2013年よりダンスユニット“AyaBambi”として活動し、加藤ミリヤやBoAの、そして2015年にはマドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに同行。2014~16年には、NHK「紅白歌合戦」で椎名林檎のアーティストダンサーを務め、2016年リオデジャネイロオリンピックの閉会式にて、日本のプレゼンテーションにも参加するなどワールドワイドな活躍をみせた。女優としては『チワワちゃん』で映画デビューした後、『ドリームズ・オン・ファイア』で初主演。その後も『偽りのないhappy end』『Sleepless』などに出演している。
トップダンサーとして、体の使い方や見せ方を熟知しているだけに、忍びとしての華麗なアクションはもちろんのこと、指先からまなざしまで美しくそして妖しさに満ち溢れた表現力はさすが。今後の活躍も期待される注目のキャラクターといえそうだ。(高橋理久)