『仮面ライダー555』スマートレディ・進藤あまね、役衣装で応援上映登場 東映に要望「着させてもらえませんかね?」
26日、2003年から2004年にかけて放送された人気特撮「仮面ライダー555(ファイズ)」の20周年記念作品『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』の応援上映が、新宿バルト9で行われ、スマートレディを演じた、声優の進藤あまねが役衣装で登壇、撮影の裏話などを明かした。
【画像】スマートレディ・進藤あまねがキュートな衣装で応援上映登壇
テレビシリーズの続編として脚本を井上敏樹、監督を田崎竜太が務めた本作には、仮面ライダー555/乾巧役の半田健人をはじめ、オリジナルキャストが多数集結。そんななか、大の仮面ライダー好きとしても知られている進藤は、企業再生したスマートブレイン社のイメージガール兼社長秘書も務めるミステリアスな女性、スマートレディ役で出演を果たした。
独特な衣装に身を包んだ進藤は「はーい、みなさん!」とスマートレディのお決まりのセリフで上映前の観客にあいさつ。「この衣装を着たのは去年の3月、4月くらいの春だったけど、少ししか撮影日がなかったので、また着たいな~って思っていました」と喜びのコメント。「皆さんにも見せたいなと思っていたので、東映さんにお願いをして私から『着させてもらえませんかね?』と言って着れました!」と自ら提案したことを明かし「どうですか? みなさん!」と呼びかけると、客席から大きな拍手が送られた。
フィッティングの時点では、複数の衣装が存在していたといい「3、4着あって旧スマートレディみたいなレザー生地の衣装や、ワンピースみたいなものとか……ブーツも3足くらい網上げとか長さが違うものとかありました」という進藤。身に着けた半袖ジャケットはもともと長袖だったが「スマートレディだから、やっぱり水色のグローブ(手袋)をつけたい方がいいってなって、袖を切っちゃおうってその場で切って改良しつつこの衣装になりました!」と裏話を明かす。
また、事前に撮影現場も見学できたといい「ちょうど行った時が休憩の時間だったので、行かなかったらお会いすることができなかったキャストさんにも会えてごあいさつできました。私の記憶では半田さんとずっとお話していました。仮面ライダー好きなの? いま何が流行っているの? など聞かれました」と回想。アクションシーンも見学したといい「仮面ライダーが好きで育ってきたので生で、見られる日がくるなんてと嬉しかったです。ドローンで撮影するときは『隠れてください』って言われて隠れたりして楽しかったな。ネクストファイズの変身シーンも見れてノールックで“カシャンッ”てやるの大変じゃないですか! 半田さんは20年前も今もやっているのでエリートでした(笑)」と笑顔で語った。
最後は声優として、観客に簡単な発声練習をレクチャーした進藤は、「まだ観ていない方も何回も観ている方もいらっしゃるかと思いますが、『555』を20年前大好きだった方々やこの映画をきっかけに好きになった方、この映画からテレビシリーズの『555』を見始めるよって方もいると思います。どなたでも楽しめます!(これから上映なので)スマートレディは開始何分で出てくるんでしょうか? そこまでドキドキして見なくて大丈夫です。割とすぐ出てきます(笑)でも、いろんな出方をします。令和のスマートレディなので、現代を感じるなって登場の仕方もすると思いますので、ぜひ、わ~って歓声をあげてもらったり、かわいいっ! とか言ってあげてください。よろしくお願いします!」とあいさつし、イベントを締めくくった。(編集部・入倉功一)
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