朝ドラ「虎に翼」メインビジュアル&音楽が決定!「時間を超えたビジュアルを意識」
伊藤沙莉が主演を務める2024年度前期の連続テレビ小説「虎に翼」(4月1日スタート)のメインビジュアルが公開された。
本作は、日本初となる女性弁護士になり、のちに女性として初となる裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルにした法曹の世界を描く物語。ドラマ「恋せぬふたり」などを手掛けた吉田恵里香が脚本を担当し、伊藤演じる主人公・猪爪寅子の生涯を描く。寅子の両親を石田ゆり子、岡部たかしが演じるほか、岩田剛典、松山ケンイチらが共演。語りを、尾野真千子が担当する。
公開されたメインビジュアルは、昔の法服をアレンジしたという真っ黒な衣装に身を包み、凛とした佇まいのヒロインの寅子が全面に配置された、彼女の意志の強さが伝わってくるデザイン。
デザインを担当した三宅瑠人と岡崎由佳は、「主人公の寅子は、いつも自分の足で立ち、頑張る女性。それを表現するために、王道なポートレート写真を選び、ヘアメイクでいろいろな年齢に見えるように工夫し、時間を超えたビジュアルを意識しました。伊藤さんが着ているのは、昔の法服のデザインを参考にアレンジしたもので、胸元のイラストは、家庭裁判所創設に携わった主人公のモデルの三淵さんにちなんで、『家庭』を感じさせるものや、寅子が出会う友人たちを象徴するもの、戦禍を表す爆撃機なども散りばめ、寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現して描きました。ぜひ、物語との関連性を発見しながらメインビジュアルも楽しんでいただきたいです」とメインビジュアルに込めた思いを明かした。
また、併せて、劇伴音楽を映画『恋するけだもの』『明け方の若者たち』などの森優太が担当することも発表。森は、「『虎に翼』にて劇伴音楽を担当させていただきます、森優太と申します。自分の人生が、朝ドラの音楽を担当させていただけるものだったとは、、!驚きと喜びで震えております。多面的で生き生きと血の通った登場人物達、規則と人間の両面をもつ司法の世界、このごまかしのない物語に寄り添い、一緒に羽ばたいていけたら、と思います。素晴らしいキャストとスタッフの皆様、最高のミュージシャンの方々のご協力のもと、この作品が一人でも多くの人の心に届き、素敵な朝を増やす力になれるよう、音楽を作ってまいります!」と意気込みを語っている。(高橋理久)