アカデミー長編アニメ映画賞ノミネート『ロボット・ドリームズ』11月公開決定
第96回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされ、第51回アニー賞で長編インディペンデント作品賞を受賞した『ロボット・ドリームズ』が11月に日本公開されることが決定し、特報映像が公開された。
擬人化された動物たちが暮らす、1980年代のニューヨークを舞台に、一人ぼっちのドッグと彼が通販番組で購入したロボットの友情を描く本作。特報に映し出されるのは、動物が人間の様に生活するニューヨークの街並み。主人公のドッグが、通販番組で見つけたロボットとの暮らしをスタートさせ、良きパートナーとなっていく様子がユニークでアーティスティックなタッチで描かれている。本編では、 アース・ウィンド&ファイアーの名曲「セプテンバー」が独特の世界観が彩るという。
サラ・バロンの原作グラフィックノベルを基に、『ブランカニエベス』(2012)で第27回ゴヤ賞で最多10部門を受賞した名匠パブロ・ベルヘルが、アニメーション映画に初挑戦。その完成度は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオスカー監督ギレルモ・デル・トロが「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」と称賛コメントを送るなど、各映画祭で称賛を浴びている。(編集部・入倉功一)
映画『ロボット・ドリームズ』は11月、新宿武蔵野館ほか全国公開