炎上したエマ・ストーンの受賞時の振る舞い、経緯をミシェル・ヨーが説明
第96回アカデミー賞
第96回アカデミー賞授賞式で主演女優賞を受賞した際、オスカー像を手渡す役目のミシェル・ヨーから直接受け取らず、隣にいたジェニファー・ローレンスから受け取ることを選んだように見えたエマ・ストーンの振る舞いについて、ミシェルがInstagramで経緯を説明した。
今年のアカデミー賞では、演技部門のプレゼンターは過去の受賞者5人で担当し、昨年の受賞者が今年の受賞者の発表とオスカー贈呈を行うという演出がなされた。ミシェルいわく、オスカー像授与にジェニファーも参加させるというのはミシェル自身のアイデアだったとのこと。「おめでとうエマ!! あなたを混乱させてしまったけど、わたしはあなたにオスカー像を手渡すという輝かしい瞬間を、あなたの親友であるジェニファー・ローレンスと一緒に共有したかったの。彼女はわたしの親友、ジェイミー・リー・カーティスを思い出させたわ。いつも互いのためにそこにいる親友をね!!」と説明している。
それを踏まえて受賞時の映像を見ると、確かにミシェルがエマに何かを話しながら、ジェニファーの方へ誘導していることがわかる。一方のエマは一瞬混乱した様子だったが、途中で意図がわかったようで「OK!」と笑顔で受け取っていた。
なお、助演男優賞を受賞したロバート・ダウニー・Jrも、オスカー像を贈呈する役目のキー・ホイ・クァンを無視したように見えたとして物議を醸した。人種差別なのではないかと炎上したが、二人がステージ裏で固い握手や熱いハグを交わす姿も確認されており、本人たちの間にわだかまりはない様子だ。(朝倉健人)