逆らえば死ぬ…真田広之「SHOGUN 将軍」生々しい戦国時代を映す特別映像公開

　真田広之が主演＆プロデューサーを務めたハリウッド制作ドラマ「SHOGUN 将軍」で描かれる、生々しい日本の戦国時代を切り取った特別映像が公開された。（以下、第4話までの内容に触れています）

【動画】生々しすぎる戦国時代…「SHOGUN 将軍」特別映像（一部過激な描写あり）

　ジェームズ・クラベルの同名小説を映像化した本作は、歴史上の人物にインスパイアされた武将たちの陰謀と策略渦巻く「関ヶ原の戦い」前夜を、全10話で描く戦国スペクタクルドラマ。戦国最強の武将・吉井虎永（真田）と最大のライバルである石堂和成（平岳大）の戦いに緊張感が漂う中、先日配信された第4話では、虎永の息子である吉井長門（倉悠貴）が、家臣の樫木藪重（浅野忠信）に焚き付けられ、五大老の使者を大砲で襲うという衝撃の展開で幕を閉じた。

　特別映像は、陰謀、裏切り、愛憎劇が絡み合う「SHOGUN 将軍」のリアルな世界観の一端を映し出す。冒頭から人の首が無残に切り落とされるように、本作で描かれるのは、少しでも逆らえば、いつ命を落とすかわからない残虐な戦国時代。石堂によって戦の火蓋が切られ、血で血を洗う残酷な戦いが連続する。

　異国の地で翻弄される按針（コズモ・ジャーヴィス）、大勢の敵に襲撃されるも果敢に立ち向かう按針の通訳・戸田鞠子（アンナ・サワイ）、次第に欲望をむき出しにしていく藪重（浅野）ら虎永に仕える人物たちが、覇権を争う戦いを前に火花を散らす。さらに、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、強烈な存在感を放つ落葉の方（二階堂ふみ）が「己の敵が誰だかわかっておらぬ」と石堂に詰め寄る様子も収められている。誰が敵で、誰が味方か。さらに泥沼化していく人間ドラマも必見だ。（編集部・倉本拓弥）

「SHOGUN 将軍」ディズニープラスの「スター」にて独占配信中