若葉竜也、池松壮亮の恋人役で『ぼくのお日さま』出演決定!奥山大史監督商業映画デビュー作
注目の俳優の若葉竜也が、奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』に、池松壮亮の恋人役で出演することが発表された。
本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の 3人の視点で紡がれる物語。池松が荒川を演じ、その恋人・五十嵐を若葉が演じる。『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、史上最年少となる22歳で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山監督が、メガホンを取った。
あわせて、荒川と五十嵐による場面写真も公開。ベッドに入り、何かを語る2人の様子が捉えられており、五十嵐が荒川に向ける優しい眼差しと、たたずまいが2人の関係性を伝える印象的なカットになっている。
若葉は、本作について「こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく『映画っていいな』なんて思ってしまいました」とコメント。一方、奥山監督も「五十嵐という役は、若葉さんに当て書きしました。だからこそ、引き受けてくださると知った時、たまらなく嬉しかったです。いざ撮影して繋いでみたら、そこには、書きながら想像していたよりも更に魅力的で説得力のある五十嵐が映し出されていました。どんな役でも、どんなセリフでも、『こういう人いる!』と思わせてしまう若葉さんの魔法の仕掛けがいつか知りたいです」と明かしている。
なお、タクヤとさくらのキャスティングは後日発表予定となっている。(高橋理久)