『007』新ジェームズ・ボンド、アーロン・テイラー=ジョンソンに正式オファーが出たもよう
映画『007』シリーズの制作会社イーオン・プロダクションズが、新ジェームズ・ボンド役の正式オファーを『キック・アス』や『TENET テネット』のアーロン・テイラー=ジョンソンに出したと The Sun が報じた。
【画像】若い!『キック・アス』時のアーロン・テイラー=ジョンソン
2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもってダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を卒業して以降、注目されてきた“7代目ボンド”がまもなく発表となるようだ。関係者は「ボンド役は、アーロンが望めば彼の物です。正式なオファーは出されており、彼ら(イーオン・プロダクションズ)は返答を待っているところです。アーロンは近日中に契約書にサインし、イーオンは大きな発表の準備を始めることができるようになります」とコメントしている。
昨年のハリウッドにおけるストライキで遅れは出たものの、現在は脚本作業に入っており、年内にもイギリスのパインウッド・スタジオで撮影開始予定だという。
アーロンは1990年6月13日生まれ、イギリス出身の33歳。2010年の『キック・アス』でブレイクし、『GODZILLA ゴジラ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『TENET テネット』『ブレット・トレイン』などの大作に出演してきた。第74回ゴールデン・グローブ賞助演男優賞に輝いた『ノクターナル・アニマルズ』(2016)の演技で『007』のプロデューサー陣の関心を引いたといい、関係者は「彼はボンドを演じる完璧な人物で、ダニエルの後を素晴らしく継いでくれるはずです」とその才能に太鼓判を押している。
プライベートでは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(2009)でタッグを組んだサム・テイラー=ジョンソン監督(57)と2012年に結婚している。交際を始めた当時、アーロンは18歳、サムは42歳だった。24歳の年の差は大きな話題になったが、現在はオシドリ夫婦として知られる。アーロンは13歳と11歳の娘、そしてサムの連れ子である26歳と17歳の娘、計4人の娘のパパでもある。(編集部・市川遥)