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劇場版モノノ怪『唐傘』7月26日公開決定 追加キャストに黒沢ともよ、悠木碧、小山茉美

『劇場版モノノ怪 唐傘』特報第二弾/7月26日(金) 全国ロードショー! » 動画の詳細

 テレビアニメ「モノノ怪」の新作映画が『劇場版モノノ怪 唐傘』のタイトルで、7月26日に公開されることが決定した。特報映像も公開され、主人公・薬売りの声を担当する神谷浩史に加え、黒沢ともよ悠木碧小山茉美が追加キャストとして出演することも明らかになった。

『劇場版モノノ怪 唐傘』特報映像

 フジテレビのノイタミナ枠で2006年に放送されたオムニバス「怪~ayakashi~ JAPANESE CLASSIC HORROR」の一編から派生し、2007年にシリーズとして放送されて以来、根強い支持を得ている「モノノ怪」。何処からともなく現れ、人に災いを成す“モノノ怪”を“退魔の剣”で斬り祓う謎の男・薬売りが遭遇する怪異を描く。

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 新作の舞台は、女性たちの情念が渦巻く大奥。そして、これまで「化猫」や「座敷童子」など数々の怪異と対峙してきた薬売りが今回相対するモノノ怪は「唐傘」となる事がサブタイトルで示された。

 さらに、メインキャラクターとなる“三人の女中”役として、人気声優が集結。女性の叫び声で幕を開ける特報映像では、大奥でキャリアアップを図る新人のアサ(黒沢)、大奥に夢を求めるカメ(悠木)、大奥の頂点に君臨する御年寄(総取締役)の歌山(小山)を中心に大奥の描写が続き、不穏な映像と共に女性たちの苦しみに満ちたセリフが並ぶ。

 中村健治監督を中心に、キャラクターデザインを永田狐子、アニメーションキャラデザイン・総作画監督を高橋裕一が担当。アニメーション制作はツインエンジングループの制作スタジオを束ねるEOTAが手掛ける。3月23日、24日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2024」のツインエンジンブースでは、場面写真や美術ボードを中心とした特別展示を展開する。

 神谷浩史、黒沢ともよ、悠木碧、小山茉美のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)

神谷浩史(薬売り役)

新たな薬売りの声を担当することになりました。世の中に起こる怪異現象と呼ばれるものの原因は人間で、怪異はその手助けをしているだけ…。人間の思いの強さ、恐ろしさを洗練された美しい映像と音楽で存分にお楽しみいただけると思います。劇場と言う「モノノ怪」を観る為だけの空間にぜひお越しいただき、その全てを体験してくださると幸いです。

黒沢ともよ(アサ役)

オーディションで資料をいただいた時、なんとしても携わりたいと強く願った作品でした。
念願叶ってとても嬉しいです。
アサはとても危うくて痛くて堅くて儚くて、その魅力に、私もこの収録期間ですっかり絡め取られました。
劇場版として新たな一歩を踏み出した今回の「モノノ怪」は、テレビシリーズとはまた違う構成で、とても面白かったです。アート作品としてもエンタメ作品としても楽しんでいただけたら嬉しいです。

悠木碧(カメ役)

カメは悪く言えば注意散漫で空気が読めないんですが、
よく言うと自分に正直で天真爛漫な子です。
そして若くて可愛い。
そんな子が女の園、大奥にやってくる波乱をお察し頂けますでしょうか…。
鮮やかにアーティスティックに描かれる世界にも対象的に生々しい人間の描写にも
何度もドキッとさせられると思います。
お楽しみに!

小山茉美(歌山役)

TVドラマの中の大奥は“嫉妬の渦巻くドロドロとした女の世界”というイメージが強かったのですが、実は政(まつりごと)の一端を陰で担う2000人の女性官僚機構だったとか。その頂点に君臨する歌山ですよ。
うふふ、気持ちよかった~! でも、大変だった~(泣)
あでやかで美しく不思議な日本絵巻。実直に生きた人間の残留思念なの? それとも…あれは?

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